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令和6年度「薬と健康の週間」実施要綱 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kusurikenko_r6_00001.html
出典情報 令和6年度「薬と健康の週間」の実施について(7/19)《厚生労働省》
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薬剤師・薬局の役割や特徴についての理解を深める事項


薬剤師・薬局の基本的な役割の理解、処方箋受付時の調剤以外での薬局の活用
薬剤師・薬局には主に以下のような役割があることの普及啓発を図る。
ⅰ)
ⅱ)
ⅲ)

医療保険・介護保険分野(処方箋受付時の調剤、在宅医療への対応など)
一般用医薬品等の販売
薬事衛生(学校薬剤師、薬物濫用対策、新興感染症や災害等の有事への対応)

そのうえで、特に、処方箋受付時の調剤だけではなく、それ以外の対応(例え
ば、ポリファーマシーの解消や重複投薬の防止、残薬の整理、調剤後のフォロー
アップ、医療機関への受診勧奨、医療従事者間での情報共有等)、ファーストア
クセスとしての健康サポート機能(健康相談、一般用医薬品等の相談等)が薬局
で担えることを紹介する。


地域住民がかかりつけ薬剤師・薬局を持つことによる利点
国民がかかりつけ薬剤師・薬局について理解し、積極的に活用できるよう、かか
りつけ薬剤師・薬局を持つことによる以下の利点について、普及啓発を図る。
ⅰ)

かかりつけ薬剤師が薬の情報等を一元的・継続的に把握することで、患者が
複数の医療機関・診療科を受診している場合でも、処方された薬の重複防止や
相互作用の確認のほか、薬の副作用や期待される効果について継続的な確認
を受けることができる。
ⅱ) 薬の副作用や飲み間違いなどについて、休日・夜間を含めいざというときや
困ったときに、かかりつけ薬剤師・薬局に電話等による相談ができる。
ⅲ) 薬の飲み忘れや飲み残しで困ったとき、かかりつけ薬剤師に相談することで、
薬を適切に使用するためのアドバイスを受けられるほか、飲み残しの薬(残
薬)の問題などを解消することができる。


薬局の特徴とそれを知るための方法
患者が自身にあった薬局を選ぶ方法として、「薬局機能情報提供制度」、「健康
サポート薬局」、「認定薬局制度」などが活用できることについて、以下の内容
を参考に紹介する。
ⅰ)

薬局機能情報提供制度
令和6年4月から運用を開始した全国統一的な検索・情報提供システムであ
る医療情報ネット(愛称:ナビイ)では、健康サポート薬局及び認定薬局であ
るか否かの情報に加えて様々な情報を提供しており、例えば、①相談できる内
容(介護の相談、育児の相談、生活習慣病、禁煙等の健康相談等)、②24 時間
対応の可否、③無菌調剤設備に係る調剤の実施の可否等の在宅医療への対応、

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