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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021271.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第84回 3/24)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
3 月 24 日 第 84 回モニタリング会議のコメント
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:1 月 4 日から 3 月 21 日までの 11 週間に、新たに人工
呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 3 月 14 日までの 10 週間の新規陽性者数をもとに、その割合
を計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している。
)
⑦-1
⑦ 重症患者数
(1) 重症患者数は、前回の 54 人から 3 月 23 日時点で 44 人に減少した。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 18 人(前週は 34 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 29 人(同
33 人)、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 13 人(同 10 人)であった。
(3) 今週、新たに ECMO を導入した患者は 1 人、ECMO から離脱した患者は 2 人であった。3 月 23 日時点にお
いて、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 3 人であった。
(4) 3 月 23 日時点で重症患者に準ずる患者は、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者等 93 人(ネ
ーザルハイフローによる呼吸管理を受けている患者 59 人を含む)(前回は 125 人)、離脱後の不安定な患者は
28 人(同 31 人)であった。
(5) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 6.5 日、平均値は 7.7 日であった。
【コメント】
ア)3 月 23 日時点で、重症患者数は 44 人と減少傾向にある。重症患者に準ずる患者は 121 人と高い値で推移し
ている。挿管期間が 14 日以上の長期に及ぶ重症患者が全体の約 55%を占めており、依然として医療提供体制
を圧迫している。たとえ肺炎は軽症であっても、併存する他の疾患のため集中治療を要する患者が存在しており、
オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率の推移を注視する必要がある。
イ)中等症患者の中から一定割合で重症患者が発生しているため、中等症患者数の把握が重要である。
⑦-2
(1) 3 月 23 日時点の重症患者数は 44 人で、年代別内訳は 10 歳未満が 3 人、20 代が 1 人、30 代が 2 人、40 代が
3 人、50 代が 4 人、60 代が 7 人、70 代が 19 人、80 代 5 人である。性別では、男性 32 人、女性 12 人であっ
た。
(2)年代別の人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合は、10 歳未満が 0.01%、10 代が 0.00%、20 代が 0.00%、
30 代が 0.01%、40 代が 0.02%、50 代が 0.05%、60 代が 0.20%、70 代が 0.51%、80 代が 0.51%、90 歳以上が
0.16%であった。
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グラフ
3 月 24 日 第 84 回モニタリング会議のコメント
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:1 月 4 日から 3 月 21 日までの 11 週間に、新たに人工
呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 3 月 14 日までの 10 週間の新規陽性者数をもとに、その割合
を計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している。
)
⑦-1
⑦ 重症患者数
(1) 重症患者数は、前回の 54 人から 3 月 23 日時点で 44 人に減少した。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 18 人(前週は 34 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 29 人(同
33 人)、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 13 人(同 10 人)であった。
(3) 今週、新たに ECMO を導入した患者は 1 人、ECMO から離脱した患者は 2 人であった。3 月 23 日時点にお
いて、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 3 人であった。
(4) 3 月 23 日時点で重症患者に準ずる患者は、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者等 93 人(ネ
ーザルハイフローによる呼吸管理を受けている患者 59 人を含む)(前回は 125 人)、離脱後の不安定な患者は
28 人(同 31 人)であった。
(5) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 6.5 日、平均値は 7.7 日であった。
【コメント】
ア)3 月 23 日時点で、重症患者数は 44 人と減少傾向にある。重症患者に準ずる患者は 121 人と高い値で推移し
ている。挿管期間が 14 日以上の長期に及ぶ重症患者が全体の約 55%を占めており、依然として医療提供体制
を圧迫している。たとえ肺炎は軽症であっても、併存する他の疾患のため集中治療を要する患者が存在しており、
オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率の推移を注視する必要がある。
イ)中等症患者の中から一定割合で重症患者が発生しているため、中等症患者数の把握が重要である。
⑦-2
(1) 3 月 23 日時点の重症患者数は 44 人で、年代別内訳は 10 歳未満が 3 人、20 代が 1 人、30 代が 2 人、40 代が
3 人、50 代が 4 人、60 代が 7 人、70 代が 19 人、80 代 5 人である。性別では、男性 32 人、女性 12 人であっ
た。
(2)年代別の人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合は、10 歳未満が 0.01%、10 代が 0.00%、20 代が 0.00%、
30 代が 0.01%、40 代が 0.02%、50 代が 0.05%、60 代が 0.20%、70 代が 0.51%、80 代が 0.51%、90 歳以上が
0.16%であった。
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