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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021271.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第84回 3/24)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

3 月 24 日 第 84 回モニタリング会議のコメント
状がある場合は、かかりつけ医、発熱相談センター又は診療・検査医療機関に電話相談し、特に、症状が重い
場合や、急変時には速やかに医療機関を受診する必要がある。


⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数

⑥-1

東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 154.1 件/日から 3 月 23 日時点で 136.4 件/日に減少した。
【コメント】
ア)東京ルールの適用件数は減少傾向にあるが、高い値で推移しており、救急医療体制が未だ大きく影響を受け
ている。
イ)救急車が患者を搬送するための現場到着から病院到着までの活動時間は、過去に比べて大幅に延伸したまま
推移している。

(1) 入院患者数は、前回の 2,817 人から、3 月 23 日時点で 2,258 人に減少した。
(2) 今週、新たに入院した患者は 1,311 人であった。
(3) 陽性者以外にも、陽性者と同様の感染防御対策と個室での管理が必要な疑い患者について、都内全域で約 170
人/日を受け入れている。
【コメント】
ア)新型コロナウイルス感染症のために確保した病床の使用率は、3 月 16 日時点の 37.5%(2,709 人/7,229 床)
から、3 月 23 日時点で 30.0%(2,169 人/7,229 床)となった。入院患者数及び重症患者数は減少傾向にあるも

⑥ 入院患者数

のの、それらに占める高齢者の割合は未だ高い値である。
イ)都は病床確保レベル 3(7,229 床)を各医療機関に要請しており、3 月 24 日時点での確保病床数は 6,922 床
である。都は、救命救急センターに対し、通常医療の患者受入体制を強化するよう依頼した。
ウ)都では、入院重点医療機関、高齢者施設等におけるスクリーニング検査の実施、往診等による中和抗体薬及
び抗ウイルス薬投与の体制を整備しており、国によるこれらの薬剤やワクチンの確保、安定的な供給が求めら
れる。
エ)現在、入院調整本部への調整依頼件数は、3 月 23 日時点で 58 件となった。透析、介護を必要とする者等、
入院調整が難航する事例も引き続き発生している。また、多くの転院依頼を受けている。入院調整本部では、
重症用病床の一元管理を行うほか、転院支援班、入院調整(軽症)班、保健所支援班、往診支援班などを設置
した。

-8-