モニタリング項目

グラフ

3 月 24 日 第 84 回モニタリング会議のコメント
数が減少に転じた。3 回目のワクチン追加接種は、オミクロン株に対しても効果が期待できることから、希望
する都民に対する接種を強力に推進する必要がある。
ケ）東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイト及び国提供資料によると、3 月 22 日時点で、東京
都のワクチン接種状況は、1 回目、2 回目、3 回目の順に、全人口では 79.0％、78.4％、37.4％、12 歳以上で
は 87.1％、86.4％（3 回目はデータなし）、65 歳以上では 92.8％、92.5％、77.4％と 3 回目が 7 割を超えてい
る。
コ）都内でも 5～11 歳のワクチン接種を実施している。小児においても中等症や重症例が確認されており、特

に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされてい
る。
サ）都では、小児への接種を検討している保護者向けに、ワクチン接種の概要を分かりやすくまとめたパンフ
レットを作成し、ホームページに掲載している。
シ）自分や家族が感染者や濃厚接触者となり、外出できなくなる場合を想定して、生活必需品など最低限の準

① 新規陽性者数

備をしておくことを、都民に呼びかける必要がある。
①－２

今週の報告では、10 歳未満 20.7％、10 代 14.8％、20 代 15.8％、30 代 17.5％、40 代 16.5％、50 代 8.0％、
60 代 3.0％、70 代 1.9％、80 代 1.3％、90 歳以上 0.5％であった。
【コメント】
ア）10 歳未満の新規陽性者数が高い値で推移し、その割合は 4 週間連続して全年代の中で最も高くなっており、
警戒が必要である。また、5 歳未満はワクチン未接種であることからも、保育園・幼稚園や学校生活での感染
防止対策の徹底が求められる。
イ）若年層及び高齢者層を含めた誰もが、感染者や濃厚接触者になる可能性があることを意識し、自ら身を守
る行動を徹底する必要がある。

①－３
①－４

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、前週（3 月 8 日から 3 月 14 日まで（以下「前週」という。）
の 3,463 人から、今週は 2,460 人に減少し、その割合は 4.9％となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 439 人/日から 3 月 23 日時点で約 299 人/日に減少し
た。
【コメント】
ア）重症化リスクの高い 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は減少傾向にあるものの、依然として高い値で
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