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【資料1-1~2】エソメプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾール、ランソプラゾール[506KB] (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41758.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第28回 7/26)《厚生労働省》
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資料 1-1
候補成分のスイッチ OTC 化に係る検討会議での議論(案)
1.候補成分の情報
成分名(一般名)

エソメプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾール、ランソプラゾール
エソメプラゾール:胸やけ、胃痛、げっぷ、胃部不快感、はきけ・むかつき、
もたれ、のどのつかえ、苦い水 胃酸 が上がってくる
オメプラゾール:胸やけ(胃酸の逆流)
、胃痛、もたれ、むかつき

効能・効果

ラベプラゾール:胸やけ、胃痛、げっぷ、胃部不快感、はきけ・むかつき、も
たれ、のどのつかえ、苦い水(胃酸)が上がってくる
ランソプラゾール: 繰り返しおこる胸やけ(食道への胃酸の逆流)
、呑酸(喉
や口の中まで胃酸がこみ上げ、酸味や苦い感じがすること)
、胃もたれ、むか
つき、胃の痛み

2.検討会議での議論
スイッチ OTC 化のニーズ等


プロトンポンプ阻害薬(以下「PPI」という。)のスイッチ OTC 化は、医療資源の有効活用の観
点、セルフメディケーションの選択肢拡大の観点より有益であると考える。



逆流性食道炎の患者が多くいるため、PPI を市販化することでセルフメディケーションにつな
がる。



PPI は米国等の海外では市販薬として販売されている。投与初期には副作用等の観点から医師
の継続的な診察を要するとは思うが、一定期間の服用後かつ、難治性の逆流性食道炎などの検査
を要しない場合、漫然的に投与されているように感じている。患者自身も特に検査もせず問診の
みのために病院を受診しなくてすむ仕組み作りを望んでいると考える。適応や条件を求めて徐々
に OTC 化されることを望む。
スイッチ OTC 化する上での課題点等

課題点等に対する対応策、考え方、意見等

【①薬剤の特性】
(特になし)
【②疾患の特性】


長期服用により、重篤な副作用の発現リス ○

長期使用による副作用、がん症状のマスクは

クが高まり、また、がんの症状をマスクする

既知の情報であり、これらの情報について「胃

可能性がある。

のお悩み症状

相談用ガイド」注)に記載し、薬

剤師に伝達する。同ガイドに基づいて、薬剤師
から使用者に短期使用を徹底することで、OTC
化は十分可能である。
注:薬剤師が使用者の胃の悩みをなるべく客観的に確認
し、状況によっては医療機関の紹介や受診勧奨も含めた
適切な対応ができるよう、薬剤師が対面で使用者の話を
聞いて対応方針を考えるための「胃のお悩み症状

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