よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料4】救急救命処置に関する提案への評価結果 提言書2 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41901.html
出典情報 救急医療の現場における医療関係職種の在り方 に関する検討会ワーキンググループ(第6回 7/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

台市、2016-2018)の記録では、アナフィラキシーと診断された傷病者(30 名)のう
ち 13 名(43%)に対して医師によって病院前にアドレナリンが投与されている。
表1
東京

高槻市

消防庁

消防本部

2014-2018

2018

2015-2019

17,903

55,482

726,428

91,538

③医療機関でアナフィラキシーと診断

41, 0.2%

115, 0.2%

2,455, 0.3%

113, 0.1%

④エピペン所持の件数(人)



10



38

⑤病院前使用例(人、割合)

5, 12%

9, 8%

248, 10%

25, 22%

⑥傷病者本人使用例(人)



1

96

25

⑦救急救命士使用例(人)

0

2

9

0

消防本部

提案者1

提案者2

①期間

2017

②全救急搬送人員数

(6) 救急隊の活動時間等への影響
通常の観察に加えて、特定行為としての指示要請(「医師による指示の方法」参
照)に要する時間、一連の手技に要する時間など現場滞在時間の延長の要因と
なるが、過度な遅延はないとの見込みを提案者1、2は述べている。
(7) 必要な教育等
適応の判断を適切に行うため、講義7時間が必要であると提案者1は述べてい
る。提案者2は、米国における EMT-Basic 対象の教育プログラムに倣い、2 時間
の講習(講義 1 時間、シミュレーション 1 時間)程度が必要だと述べている。
(8) 新たに生じる経費等
◯投与方法1
エピペン注射液の薬価は、0.15mg は 7666 円/筒、0.3mg は 10570 円/筒
である。使用期限は、およそ入手から1年前後となっている。
◯投与方法2
アドレナリン注 0.1%シリンジ「テルモ」の薬価は、153 円である。注射針などを
含めても、1回およそ 200 円程度であると提案者2は述べている。
なお、米国では、経費の削減を図る目的などにより、投与方法1から投与方法2
やそれに準じた方法への移行が進んでいる(文献ix)。
5