国際会議の今後のあり方
都道府県の意見を踏まえ、今後の国際会議のあり方について、次のとおり方針案を示す。
１ 国際会議の開催に係る当面の方針
（１）韓国【担当：全国知事会事務局及び次々回開催都道府県】
例年通りに開催（次回は、令和７年度

韓国開催）

【意見】・お互いにメリットのある具体的なテーマの設定が重要である。
・韓国での会議の開催にあわせて、知事団によるプロモーションの実施について
も検討する方がよい。
（２）アメリカ【担当：全国知事会事務局及び総合戦略特別委員会】
必要に応じて開催（交流再開の成果を継承し、会議の開催に向けて交流を促進。）
【意見】・お互いにメリットのある具体的なテーマの設定が重要である。
・政治、経済、学術など様々な分野で協力・連携ができる。地方政府間での対話
やスタートアップなどの連携は有意義である。
・引き続き、会議の開催に向けて交流を深めていくのがよい。
・アメリカでの会議の開催にあわせて、知事団によるプロモーションの実施につ
いても検討する方がよい。
（３）中国【担当：全国知事会事務局】
必要に応じて開催（国際情勢に応じて判断。当面は様子を見る。）
【意見】・経済や観光、環境分野など双方の関心やニーズに合ったテーマを設定して開
催する方がよい。
・日中の経済依存関係は現時点では大きく、地方レベルでの対話、草の根交流も
一定の意義がある。
・中国での会議の開催にあわせて、中国政府等との面談や要請等が期待できる。
（４）ロシア【担当：全国知事会事務局】
必要に応じて開催（国際情勢に応じて判断。当面は様子を見る。）
【意見】・国の外交政策を踏まえて慎重に決定する必要がある。
・具体的な成果が想定される場合に実施を検討する方がよい。
（５）フランス【担当：全国知事会事務局】
必要に応じて開催（具体的な成果が想定される場合に開催）
【意見】
・20 年以上開催していないことから、会議開催の必要性から検討が必要である。
・クレア主催の日仏自治体交流会議（隔年開催）で交流する方法について検討し
てはどうか。