日本の医薬品卸を取り巻く環境の変化
医薬品卸を取り巻く環境は大きく変化している。
この状況は継続し、さらに悪化することも予想される。
“骨太の方針 2024”より
イノベーションの推進、安定供
給確保の必要性、物価上昇な
ど取り巻く環境の変化を踏ま
え、国民皆保険の持続可能性
を考慮しながら、その在り方に
ついて検討

薬価改定
(7年連続)

出荷調整
への対応

物価高騰
人件費上昇

人材採用難
高離職率

医薬品卸への影響
• 中間年改定による薬価の下落
スピードの加速
• 7年で-32.62ポイント※1
中間年改定がない場合
-25.62ポイント※1
※1 厚労省公表の薬剤費ベースの薬価改定
率の単純合計により算出
２０２１年、２０２３年については公表数字
を基に推計

• 出荷調整への対応
５４８億円※2
（医薬品卸の年間人件費換算）

• 賃金UP率４．２２％
（全体５．１９％）※3

• 総労働時間に占める出荷
対応時間の割合: 19% ※2

＊価格転嫁を推奨する政府の方針
と、薬価が決まっている中でコス
トの転嫁が困難であることが矛盾

※2 CRECON R＆Cによる調査資料より

※3 UAゼンセン製造産業部門
2024労働条件闘争妥結概況より

• 新卒採用の応募者減少
７６％※4の卸が「減少傾向に
ある」 と回答
• 過去1年間に退職(転職)を検討
した従業員の割合 : 55%※5
※4 医療用医薬品を主に取り扱う会員構成
員会社４５社を対象に当連合会にて実施
※5 ヘルスケア産業プラットフォームによる
アンケート調査より

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