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薬-5 一般社団法人日本医薬品卸売業連合会 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42060.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第226回 8/7)《厚生労働省》
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現状認識と意見
現状認識

• デフレ基調からインフレ基調へ変化し、人材確保難となるなど、社会経済状況は4大臣合意当時とは大きく異なっている。
• 医薬品卸は流通の最適化を図ることで、低いコストで日本の医療提供体制を支えているが、中間年の薬価改定による薬価下落
スピードの加速や出荷調整の日々の対応などにより、厳しい状況におかれている。なお、医薬品卸は流通改善ガイドラインへの
取組みを積極的に進めているが、医薬品卸の努力だけでは医薬品の安定供給との両立が難しい商取引が一部に存在する。

• 2024年度薬価改定では不採算品再算定により薬価が引き上げられたものの、依然として薬価20円未満の低薬価品が多い。
意見

医薬品の安定供給のための基盤が大きく揺らいでいる

1. 中間年の薬価改定について
医薬品の安定供給が持続的に確保されるよう、中間年の薬価改定については、廃止を含め、抜本的に見直していただきたい。
2. 2025年度の薬価改定について
医薬品の供給不足の早期解消が見込まれない状況であることを踏まえ、 2025年度については、薬価改定を中断していた
だきたい。
※仮に中断が難しいのであれば、安定供給すべき以下の医薬品カテゴリーを対象から除外していただきたい。
基礎的医薬品、 安定確保医薬品 カテゴリーA、 不採算品再算定品
それ以外の医薬品は、価格乖離の大きな品目のみを対象としていただきたい。

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