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資料 (11 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011840.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(8/7)《日本医師会》
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■指導教官より
「ご家族に向けた接種メリットの情報発信も大切です」

この度、福岡県立大学看護学部の養護教諭課程で学ぶ学生 27 名(3年生・4年生)を対象とした任意
のヒアリングを実施しました。
(回答数 25 名:回答率 92.6%)
すでに HPV ワクチンの接種を済ませている(定期接種・キャッチアップ接種を含む)
、もしくは、キャ
ッチアップ接種の期間中に「接種予定」とする学生が多いことがわかりました。
一方で、接種を予定していない学生も存在し、今回のケースでは、その背景にご家族からの忌避的意見
があることを読み取ることができました。
接種した(接種をこれから予定する)学生においても、ご家族からの勧め(や意見)は本人の意思決定
に大きな影響があり、成年に達している大学生とはいえ、保護者世代への働きかけが重要なことがわかり
ました。
なお、福岡県立大学では、大学をあげてキャッチアップ接種勧奨に取り組んでいます。
具体的には近隣の総合病院の医師からのご提案(本学学生向けの接種日の用意)に対し、接種機会を用
意いただいていることの周知を複数のルートにて全学生に向けて行っています。
無償にて接種できる期間が残り少なくなってきている今、多くの若い方々がこの機会を活用し、健康的
な生活を享受できることを願っています。
福岡県立大学 看護学部 松浦賢長 教授
(まつうら けんちょう)

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