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資料 (3 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011840.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(8/7)《日本医師会》
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はじめに


ヒトパピローマウイルス(HPV)は、多くの女性が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスで
す。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わ
っています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。



HPV 感染症を防ぐワクチン(HPV ワクチン)は、小学校6年生~高校1年生相当の女子を対象に、定期接種
(公費による接種)が行われています。



しかし、平成9年度生まれ~平成 19 年度生まれ(誕生日が 1997 年4月2日~2008 年4月1日)の方の中
に、通常の定期接種の対象年齢(小学校6年生~高校1年生相当)の時に接種の機会を逃した方がいらっ
しゃいます。このような方のために、HPV ワクチンの接種の機会(キャッチアップ接種)が設けられていま
す。



キャッチアップ接種は、令和7年3月 31 日までとなっており、接種は3回で、完了するためには半年程度
かかるので、令和6年9月末までに初回接種をする必要があります。



そこで、現在接種を悩まれている方への情報提供として、キャッチアップ接種の対象世代である学生の方
の声をお伺いしてみました。

協力: 福岡県立大学看護学部 養護教諭課程・松浦賢長教授ゼミの皆さん(19 歳~22 歳)

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