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資料 (7 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011840.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(8/7)《日本医師会》
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解説②:HPV ワクチンの効果はどのくらいあるのか?
2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんの原因の 50~70%、
9価ワクチン(シルガード9)は、子宮頸がんの原因の 80~90%を防ぎます。

Q5: HPV ワクチンについて知りたいこと・疑問点は?
・副反応について/安全性/副反応が怖いからと親に言われて悩んでいます。
(まちさん、ちくわさん、うーたんさん、なさん、れこちゃんさん、M さん、TK さん、IM さん他)

・接種によるメリットや副反応の有無について詳しく知れたらもっと安心して受けられたと思い
ました。(YR さん)
・すべての子宮頸がんのワクチンのうち何割予防できるのか。(あさん)
・何回打てばいいのか?(まつりんさん)
・将来養護教諭になったとき、保護者や生徒に「副反応が心配で接種したくない」と相談された
とき、うまく説明できるかが不安です。(匿名)

解説③:接種方法について
HPV ワクチンは、
「筋肉注射」という方法で接種します。接種を受けた部分の痛みや腫れ、赤みなどの症状
が起こることがあります。
接種を受けた部分の痛み(疼痛)は、50%以上の頻度で発生するとされていますが、多くの場合は数日程度
でおさまります。
接種後に体調の変化や気になる症状が現れたら、まずはワクチンを受けた医療機関などの医師にご相談くだ
さい。

解説④:HPV ワクチン接種後に副反応はあるのか
HPV ワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐
怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。
【HPV ワクチン接種後の主な副反応】
また、ワクチン接種後に見られる副反応が疑われる症状については、接種との因果関係を問わず収集してお
り、定期的に専門家が分析・評価しています。
その中には、稀に重い症状の報告もあります。

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