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資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011840.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(8/7)《日本医師会》
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Q4:ワクチンを接種していない理由・悩んでいる理由は?【接種していない方・
悩んでいる方に伺いました】
・親にする必要がないと言われた。とても受けにくいです。(まちさん、あさん)
・子宮頸がんの体験談を聞き、打った方がよいかもと考えたが、副反応について本当か否かわか
らないから/ワクチンには副反応があるから打たないほうがいいと言われたから。(TK さん・M さん)
・注射が苦手。(うーたんさん)
※接種をしていない6名(全体の 24%)のうち、
「接種する」1名、
「悩んでいる」4名、
「接種しない」1名との回答

■ワンポイントアドバイス
「あなたの未来の子宮頸がんのリスクとなる HPV を考える一助に」

子宮頸がんの多くはヒトパピローマウイルス(HPV)
の感染が原因であることが判明しており、一生に一度
は感染機会があると言われ、一部の人でがんになって
しまうことがありますが、HPV ワクチン接種によりそ
の多くが予防できるといわれています(海外や日本で
行われた疫学調査において、HPV ワクチンを導入する
ことにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果
が明白に示されています)

早期に発見すれば、子宮頸がんは治癒可能な予後の
良い病気ですが、病態が進行すると治療は難しくなる
ため、ワクチン接種による事前の予防と両輪で、(20
歳以上の方の)検診による早期発見・治療に結び付け
ていくことが大変重要です。
接種が進んでいる国では、子宮頸がんそのものを予
防する効果があることもわかってきており、カナダ、
イギリス、オーストラリア等では女性の 8 割以上が
HPV ワクチンを接種しています。
是非ご自身の体のこととして、ワクチン接種や検

濵口欣也常任理事(周産期担当)

診にご関心を持っていただきたいと思います。

(はまぐち きんや)

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