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資料2_地域における薬局・薬剤師のあり方について (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42542.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第8回 8/21)《厚生労働省》
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健康サポート機能を有する薬局の機能について

(「健康サポート薬局のあり方について」(平成27年9月健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会
報告書))

① 地域における連携体制の構築
(医療機関への受診勧奨やその他の関係機関への紹介)
○ 一般用医薬品等に関する相談を含め、健康の維持・増進に関する相談を受けた場合には、かかりつけ医への受診勧奨やその他
の多職種や関係機関(医療機関等かかりつけ薬局として連携している機関のほか、健診や保健指導の実施機関、市町村保健セ
ンターその他の行政機関、介護保険法における介護予防・日常生活支援総合事業の実施者等)への紹介を行うこと。
○ かかりつけ医がいる場合や健診を受けている医療機関がある場合には、利用者の了解を得た上で、かかりつけ医等に連絡を取
り、連携して相談に対応することが求められ、特に一般用医薬品による対応が困難であることが疑われる場合などに、かかり
つけ医と連携して状況を確認するとともに、受診勧奨を適切に実施すること。

○ 住民からの健康の維持・増進に関する相談に適切に対応し、受診勧奨や紹介等を円滑に行えるようにするため、薬局で行う健
康サポートの内容に応じて、連携が必要となる薬剤師以外の多職種や関係機関に対し、薬局の取組内容や必要に応じて紹介等
を行う旨を説明し、了解を得るなど、あらかじめ、顔の見える関係、連携体制を構築しておくこと、その上で、連絡・紹介先
のリストを作成すること。また、当該リストには、紹介方法の手順などを具体的に盛り込むことが望まれること。
○ 受診勧奨や紹介の際には、利用者の同意が得られた場合には、必要な情報を紹介先の医療機関等に文書(電子媒体を含む。)

により提供すること。
○ さらに、地域包括ケアシステムの一員として役割を発揮するため、かかりつけ薬剤師には地域ケア会議など多職種が参加する
会議に積極的に出席し、薬学的見地から意見を述べることが望まれる。
(地域における健康の維持・増進のための各種事業への参加)
○ 地域の行政、関連団体と連携するために、健康の維持・増進の各種事業への参加も重要であること。
○ このため、地域の薬剤師会と密接な連携が取れていること。
○ さらに、地域の医師会、歯科医師会、看護協会、栄養士会、介護支援専門員協会等に連携・協力し、地域の行政や医師会等が
実施・協力する健康の維持・増進やその他各種事業等(くすり教育等の啓発活動、多職種との研修事業など)に主体的に参加
し、健康の維持・増進に貢献すること。

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