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資料3 専門医に関する広告について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42722.html
出典情報 医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会(第4回 8/22)《厚生労働省》
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きょうせいしか

矯正歯科専門医について
背 景
○ 歯科における専門医制度については、一般社団法人日本歯科専門医機構において、10基本領域の認定の検討が進められることとされ、
現在、6領域【※1】の認定が終了し、それ以外の4領域【※2】は専門医像や専門領域について関係学会間での協議が終わったものから順
次認定を行うとされている。
【※1】 口腔外科、歯周病、歯科麻酔、小児歯科、歯科放射線、補綴歯科
【※2】 矯正歯科、歯科保存、インプラント歯科、総合歯科(名称はいずれも仮称)

○ 今般、同機構の令和6年度第3回理事会(定例)(令和6年6月20日開催)において、新たに、「矯正歯科」の領域について認定が
行われた。
矯正歯科について
○ 不正咬合(上下の顎の歯が咬み合わない状態)は、歯とそれ
を支える顎骨の形態的な異常やアンバランスに起因する状態
である。
○ 矯正歯科治療は、不正咬合によって生じる形態的な異常の改
善や不正咬合によって障害された咀嚼や発語等の口腔機能の
回復、形態の異常による口腔機能障害の発生の予防を目的と
する。

矯正歯科専門医の申請資格の主な条件と認定審査
<申請資格の主な条件>
○ 歯科医師免許を有する者
○ 認定研修施設における基本研修終了後、その期間を含め5年以
上にわたり合計150症例以上の矯正歯科治療における臨床研修
を修了した者(施設長の承認を必要とする。)
○ 学会【※3】認定医資格を有する者
○ 学会【※3】の認めた刊行物に矯正歯科臨床に関する筆頭論文を1
編以上発表した者
○ 学会【※3】の認めた学術集会で学会発表の要件を満たした者 等
【※3】公益社団法人日本矯正歯科学会

(画像は公益社団法人日本矯正歯科学会ホームページより)

<認定審査>
公益社団法人日本矯正歯科学会内に設置する日本矯正歯科学会専
門医委員会において審査【※4】や合否判定を行い、同学会理事会
の承認後、一般社団法人日本歯科専門医機構にて審査・認定。

矯正歯科専門医の専門性
矯正歯科領域における診断、治療および術後管理に関して高度
な医療技能と経験ならびに専門知識を有し、他診療領域の歯科
医師または医師ら他職種との連携を図り、標準的な矯正歯科治
療を提供する能力を有する歯科医師。

【※4】専門医委員会による主な審査
(症例審査)不正咬合のパターン別の課題症例(5症例)及び試問(全
症例に術後2年以上の経過資料が必要)
(筆記試験)関係法令、感染対策、医療安全、倫理等

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