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【資料1】医療用医薬品の安定供給について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43149.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第15回 9/2)《厚生労働省》
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安定供給確保マネジメントシステムに関する主な御意見(1/2)
マネジメントシステム
<製薬企業における対応>
● マネジメントシステムの議論に際しては、まずは、製薬企業が、安定供給に対して何をすべきか・どういう体
制を作るべきか、という点に焦点を絞り込むべきではないか。
● 一般的にマネジメントシステムという場合には、各担当者が、どの時点で何をするかといった業務プロセスを
明確にすることが重要。
● マネジメントシステムを生かすためには、しっかりとしたディスクロージャーが重要。厚生労働省が医薬品
メーカーに対して適切な監視をすべき。

<マネジメントシステム全般における対応>
● 限定出荷などの供給不足に関し、安定供給責任者等の組織体制の問題もあるが、それが全てではなく、様々な
背景がある。例えば、他社との供給バランスが崩れることにより影響を受けてしまう部分もあり、これは責任者
が存在することによって、必ずしも解消するわけではない。厚生労働省が進めている需給状況を把握、情報共有
を進めていくことが重要。
● 供給不安解消策(供給不安時の卸・医療機関・薬局に対する厚生労働省からの協力要請)については、これま
でも在庫や購入方法等について協力してきたところであるが、引き続き対応していくことが必要。
● 製薬企業で増産し、マクロでは在庫は足りているが、現場では足りていないという状況が起きると、現場は
一層混乱する。現場の状況を速やかに把握することが重要。
● 現場の需要行動については、薬価や診療報酬上のインセンティブなど様々な要素が影響してくる。こうした点
が、全体の需給にどう関係してくるのかをトータルでウオッチすることが重要。
● OTCメーカーの自主回収は、川上構成員の論文でも指摘されているとおり、課題がある。今後、枠組みの中で
検討していく必要がある。
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