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【資料1】医療用医薬品の安定供給について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43149.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第15回 9/2)《厚生労働省》
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安定供給確保マネジメントシステムに関する主な御意見(2/2)

サプライチェーンの強靱化
● 必要性の高い医薬品のサプライチェーンの強靱化は、喫緊の問題。医薬品の安定供給に向けて、原薬の問題だ
けではなく、原料、中間体から副原料等を含めた医薬品のサプライチェーン全体の強靱化を議論しなくてはなら
ない。サプライチェーンについては、当会議で扱ったようなサプライチェーンマッピングはもとより、原薬以外
の添加物や副原料を含めた見える化というようなことも重要。

● マネジメントシステムで、安定供給責任者の問題や、後発医薬品メーカーの生産体制・供給体制の強化に取り
組むことは賛成であるが、一段大きな問題として、原薬・原材料調達等を含め、どのようにサプライチェーンを
強靱化するか、という議論がある。その打ち出しが弱くなっているのではないか。
● サプライチェーンの強靱化に際して、見える化・マッピングが重要。何が足りないかを明らかにした上で、在
庫の確保や原材料の調達、その企業負担に対する支援等の議論がある。こうした検討が止まっているので、再度、
見直すべきではないか。
● サプライチェーンの強靱化に関し、他国の状況、関係国との連携といった点も考慮しながら進めるべき。
● 当会議が始まった4年前には重視されていなかったが、現在は、急激な円安に伴う原材料などのコスト上昇の
問題がある。こうした課題も、サプライチェーンの議論には重要。
● 安定確保医薬品については薬価にも間接的に反映されており、その重みは増している。選定から数年が経過し
ており、現在の安定確保医薬品リストの再検討が必要ではないか。

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