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資料1 入院医療について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43400.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第8回 9/6)《厚生労働省》
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大腿骨近位部の骨折について





高齢者救急の多くを占める大腿骨近位部の骨折について、日本整形外科学会等のガイドラインによれば、受傷
後早期の手術実施が重要とされているが、欧米よりも待機時間が長いとされている。また、医療圏毎に入院か
ら手術までの日数はばらつきがある。
早期離床・早期荷重が重要で、周術期以降は、外来・在宅でのリハビリテーションが有用との報告もある。
在院日数は急性期病棟後の受け入れ先で異なり、自院で転棟する場合より転院した場合で長くなる傾向にある。
発症

退院/転棟/転院

手術

主な退院先件数

二次医療圏数



26589




退




17123

17912

2023年度DPCデータ

※他の病院、介護施設からの入院は除き、家庭からの入院
症例に限定して集計

大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン2021(日本整形外科学会、日本骨折治療学会)
急性期施設退院後のリハビリテーションの継続が推奨されており、「退院後在宅リハビリテーション群は、施設でのリハビリテーション継続に比べて、
10
community ambulationとhousehold ambulation scoreが有意に高値であった」とされている。