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05 資料1-3_ワクチンの安定供給について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43850.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会(第36回 9/25)《厚生労働省》
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ワクチンの安定供給に関する検討経緯(6)
令和5年5月24日の研究開発及び生産・流通部会では、ワクチンの安定供給に関して有識者及び関係団体(製薬団体
及び卸売団体)へヒアリングを実施した。

関係団体の主な意見


需要バランスを確認するためには、速やかな接種動向及びその状況の把握が必要となるため、現在検討中の
予防接種履歴のデジタル化において、全ての定期接種及び任意接種の接種動向をタイムリーに把握するデー
タベースの構築をお願いしたい。



生産量と必要量がリンクするための情報共有の促進、需給ピークのずれを最小化するための全体的なスケ
ジュールの前倒しと期間短縮の検討、行政による最低限の備蓄確保や流通最適化のための働きかけの検討を
お願いしたい。

部会委員の主な意見


全体の流通の状況を独自に把握するということは不可能。したがって、それらの情報を何とか国が一括して
把握、管理できるような取組を更に進めていかないと、その地域的な薬剤の偏在等についての情報や対処の
方法をしっかりうまく実現するというのはなかなか難しい。



新型コロナに関してはV-SYSやVRSなど、大変円滑に供給されたと思っている。定期接種のワクチンについ
ては、デジタル庁や厚労省のコントロールをして、同様のシステムを拡充したらどうか。



デジタルトランスフォーメーションは是非、進めなければならないし、大分、進んできたという認識もある。
一方で、なかなか我が国でこれを進めていくには、まだまだハードルが高いなと思っている。 着実に前に進

める必要があるが、非常に一時的にせよ負荷が掛かる部門があるので、その辺りをなるべく無理のないよう
に工夫しながらやっていくことが、早い進捗を実現するためには必要。

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