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議題3 別紙4 先進医療の保険導入等の検討について (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44034.html |
出典情報 | 先進医療会議(第136回 10/3)《厚生労働省》 |
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2.肺縦隔腫瘍
1)局所進行肺癌
病巣の進展範囲が広くなるために,毒性の観点から X 線を用いた根治的放射線治療が
できない症例について,粒子線治療での治療結果についてお示ししましたが.比較対象とな
る X 線治療のデータがないため,十分な評価に至りませんでした.そこで,食道癌と同様
に先進医療 A の付随研究として,安全性をエンドポイントとし別途データを収集し,2027
年秋に短期の治療関連毒性を,2029 年秋に最終報告を実施します.また,前述のモデルベ
ースドアプローチを用いた研究結果については 2025 年秋に報告する予定です.
2)縦隔腫瘍
稀少癌であるため患者アウトカムからのエビデンス創出が困難な分野であり,前述した
モデルベースドアプローチの研究結果について 2025 年秋の報告書に含めます.
3.肝細胞癌
1)手術不能小型肝細胞癌
前回の報告書では,肝機能不良例(Child-Pugh B 以上)および脈管侵襲症例については,
既存治療(X 線治療)に比べ,有効性が高いことをお示ししました.最近では,他の既存治
療(ラジオ波焼却療法,血管内治療)との比較試験の結果も公表されてきており他治療との
比較という視点からも,粒子線治療成績の比較を検討します.
2)手術可能肝細胞癌
現行の先進医療Bの登録を進めエビデンスを創出します.最終解析は 2030 年を予定して
います.
4.胆道癌
前回の解析においても,X 線治療と比較して有効性において良好な結果を報告しました
が,背景を十分に合わせることができない部分がありました.このため,手術困難な肝門部
胆管癌に絞って,データ解析を行い 2025 年秋の報告書に記載します.
5.頭頸部腫瘍(脳腫瘍を含む)
1)原発性脳腫瘍
希少癌ではありますが登録症例のアウトカムの解析とともに,線量分布からモデルベー
スドアプローチにより長期的な機能障害などの有害事象の予測を行い,2025 年秋の評価資
料として提出します.
2)喉頭・中下咽頭癌
喉頭・中下咽頭癌のシスプラチン併用強度変調陽子線治療については,先進医療 B によ
る登録を進めており,試験終了は 2029 年を予定しています.
3)口腔癌
口腔扁平上皮癌の陽子線治療について登録データの解析を行い,安全性および生存率を
指標として,既存の X 線治療との比較を行い 2025 年秋の評価資料として報告します.ま
た,腫瘍およびリスク臓器(下顎骨,頸動脈,咽頭収縮筋,唾液腺など)への線量分布の定
量的比較を実施し報告に含めます.
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1)局所進行肺癌
病巣の進展範囲が広くなるために,毒性の観点から X 線を用いた根治的放射線治療が
できない症例について,粒子線治療での治療結果についてお示ししましたが.比較対象とな
る X 線治療のデータがないため,十分な評価に至りませんでした.そこで,食道癌と同様
に先進医療 A の付随研究として,安全性をエンドポイントとし別途データを収集し,2027
年秋に短期の治療関連毒性を,2029 年秋に最終報告を実施します.また,前述のモデルベ
ースドアプローチを用いた研究結果については 2025 年秋に報告する予定です.
2)縦隔腫瘍
稀少癌であるため患者アウトカムからのエビデンス創出が困難な分野であり,前述した
モデルベースドアプローチの研究結果について 2025 年秋の報告書に含めます.
3.肝細胞癌
1)手術不能小型肝細胞癌
前回の報告書では,肝機能不良例(Child-Pugh B 以上)および脈管侵襲症例については,
既存治療(X 線治療)に比べ,有効性が高いことをお示ししました.最近では,他の既存治
療(ラジオ波焼却療法,血管内治療)との比較試験の結果も公表されてきており他治療との
比較という視点からも,粒子線治療成績の比較を検討します.
2)手術可能肝細胞癌
現行の先進医療Bの登録を進めエビデンスを創出します.最終解析は 2030 年を予定して
います.
4.胆道癌
前回の解析においても,X 線治療と比較して有効性において良好な結果を報告しました
が,背景を十分に合わせることができない部分がありました.このため,手術困難な肝門部
胆管癌に絞って,データ解析を行い 2025 年秋の報告書に記載します.
5.頭頸部腫瘍(脳腫瘍を含む)
1)原発性脳腫瘍
希少癌ではありますが登録症例のアウトカムの解析とともに,線量分布からモデルベー
スドアプローチにより長期的な機能障害などの有害事象の予測を行い,2025 年秋の評価資
料として提出します.
2)喉頭・中下咽頭癌
喉頭・中下咽頭癌のシスプラチン併用強度変調陽子線治療については,先進医療 B によ
る登録を進めており,試験終了は 2029 年を予定しています.
3)口腔癌
口腔扁平上皮癌の陽子線治療について登録データの解析を行い,安全性および生存率を
指標として,既存の X 線治療との比較を行い 2025 年秋の評価資料として報告します.ま
た,腫瘍およびリスク臓器(下顎骨,頸動脈,咽頭収縮筋,唾液腺など)への線量分布の定
量的比較を実施し報告に含めます.
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