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○安定供給を基本とした後発医薬品の使用促進のためのロードマップ(本文) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43996.html |
出典情報 | 「安定供給の確保を基本として、後発医薬品を適切に使用していくためのロードマップ」及び「バイオ後続品の使用促進のための取組方針」の策定について(9/30)《厚生労働省》 |
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新たな目標の設定についての考え方
○ 後発医薬品を適切に使用していくにあたり新たな目標を設定した。現
行の「後発医薬品の数量シェアを、令和5年度末までに全ての都道府県
で 80%以上とする」という目標は完全には達成されていないものの、
1(1)に記載したとおり、平成 25 年9月の取引を対象とした薬価調
査の結果 46.9%から約 10 年間で大きく伸びつつも、ここ数年はその伸
び率が緩やかになっている状況にあることから、「成長過程」から「成
熟過程」に入ってきたと考えられる。
○ そこで、医療関係者が現場で具体的に取り組みやすいものとする観点
を踏まえつつ、後発医薬品を用いた医療を持続可能な形で進めていくこ
とに資する目標設定とすることが重要である。
○ まず、持続可能な形とするためには、後発医薬品の信頼確保と安定供
給が大前提であることから、現下の供給不安の解消に引き続き全力で取
り組むことが不可欠である。
○ その上で、現時点で未達の「後発医薬品の数量シェアを、2023 年度
末までに全ての都道府県で 80%以上とする」という現行の目標は、達
成後も安定してその水準を保てるよう、終期を令和 11 年度末に延長し、
引き続き設定する。
○ さらに、後発医薬品の使用による医療費の適正化を不断に進めていく
観点から、新たに後発医薬品の金額シェアを用いた目標3を副次目標と
して設定する。具体的には、令和 11 年度末までに、後発医薬品の薬価
総額を後発医薬品の薬価総額及び後発医薬品のある先発医薬品の薬価総
額の和で除した割合を 65%とする。
○ また、バイオ後続品については、「経済財政運営と改革の基本方針
2022」
(令和4年6月7日閣議決定)を受けて「令和 11 年度末までに、
バイオシミラーに 80%以上置き換わった成分数が全体の成分数の 60%
以上にする」という目標が設定されていることから、これについても
副次目標として掲げる。
○ なお、目標年度等については、後発医薬品の安定供給の状況等に応じ
て適宜見直す等、柔軟に対応する。その際、令和8年度末を目途に、
状況を点検し、必要に応じて目標のあり方を検討する。
3 金額シェアは、後発医薬品やバイオ後続品の上市のタイミング、長期収載品との薬価差の状況等の
影響を受けることに留意が必要である。
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新たな目標の設定についての考え方
○ 後発医薬品を適切に使用していくにあたり新たな目標を設定した。現
行の「後発医薬品の数量シェアを、令和5年度末までに全ての都道府県
で 80%以上とする」という目標は完全には達成されていないものの、
1(1)に記載したとおり、平成 25 年9月の取引を対象とした薬価調
査の結果 46.9%から約 10 年間で大きく伸びつつも、ここ数年はその伸
び率が緩やかになっている状況にあることから、「成長過程」から「成
熟過程」に入ってきたと考えられる。
○ そこで、医療関係者が現場で具体的に取り組みやすいものとする観点
を踏まえつつ、後発医薬品を用いた医療を持続可能な形で進めていくこ
とに資する目標設定とすることが重要である。
○ まず、持続可能な形とするためには、後発医薬品の信頼確保と安定供
給が大前提であることから、現下の供給不安の解消に引き続き全力で取
り組むことが不可欠である。
○ その上で、現時点で未達の「後発医薬品の数量シェアを、2023 年度
末までに全ての都道府県で 80%以上とする」という現行の目標は、達
成後も安定してその水準を保てるよう、終期を令和 11 年度末に延長し、
引き続き設定する。
○ さらに、後発医薬品の使用による医療費の適正化を不断に進めていく
観点から、新たに後発医薬品の金額シェアを用いた目標3を副次目標と
して設定する。具体的には、令和 11 年度末までに、後発医薬品の薬価
総額を後発医薬品の薬価総額及び後発医薬品のある先発医薬品の薬価総
額の和で除した割合を 65%とする。
○ また、バイオ後続品については、「経済財政運営と改革の基本方針
2022」
(令和4年6月7日閣議決定)を受けて「令和 11 年度末までに、
バイオシミラーに 80%以上置き換わった成分数が全体の成分数の 60%
以上にする」という目標が設定されていることから、これについても
副次目標として掲げる。
○ なお、目標年度等については、後発医薬品の安定供給の状況等に応じ
て適宜見直す等、柔軟に対応する。その際、令和8年度末を目途に、
状況を点検し、必要に応じて目標のあり方を検討する。
3 金額シェアは、後発医薬品やバイオ後続品の上市のタイミング、長期収載品との薬価差の状況等の
影響を受けることに留意が必要である。
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