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令和5年度 健康保険組合 決算見込(概要)について-5年度決算見込と今後の財政見通しについて- (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.kenporen.com/press/2024-10-03-16-44.shtml |
出典情報 | 令和5年度健保組合決算見込と今後の財政見通しについて(10/3)《健康保険組合連合会》 |
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今後の財政見通し:6年度財政推計(*最近の動向を踏まえた粗い試算)
● 直近6年4~6月の医療費の伸び率(3ヵ月平均:1.3%)は低下傾向にあるものの、6年度の医療費については、▽6年度診療報酬改定
の影響、▽5年10月からの新型コロナ対応の変更(診療報酬上の特例の段階的廃止、コロナ治療薬の自己負担の導入-等)による影響
―などを含め、7月以降の動向を引き続き注視する必要がある。
● また、6年春闘の賃金引上げの効果により、保険料収入の増加が見込まれる一方、6年度も団塊世代の75歳到達により後期高齢者支援
金が増加し、6年度以降、高齢者拠出金は増加傾向が続くため、今後の財政影響が危惧される。
経常収入計①
保険料収入
その他
経常支出計②
令和4年度
【決算】
令和5年度
【決算見込】
8兆6,059億円
8兆8,313億円
令和6年度
【推計】
【予算】
9兆2,900億円 (R5決算比+5.2%)
8兆4,888億円
8兆7,184億円
1,171億円
1,130億円
8兆4,691億円
令和6年度
8兆9,680億円
9兆1,700億円 (+5.2%)
1,200億円
9兆0,053億円
8兆8,851億円
1,202億円
9兆4,600億円(+5.5%)
9兆6,631億円
保険給付費
4兆4,903億円
4兆7,301億円
4兆9,000億円(+3.5%)
5兆0,756億円
高齢者拠出金
3兆4,057億円
3兆6,526億円
3兆8,500億円(+5.4%)
3兆8,774億円
保健事業費
3,715億円
3,815億円
4,700億円
4,664億円
その他
2,016億円
2,038億円
2,400億円
2,437億円
経常収支差引額(①-②)
1,368億円
▲1,367億円
▲1,700億円
▲6,578億円
平均保険料率
9.26%
9.27%
9.32%
9.32%
実質保険料率
9.11%
9.35%
9.49%
10.27%
1)保険料収入:6年度の総報酬額の対前年度比伸び率+3.8%(平均標準報酬月額+2.4%、平均標準賞与額+4.4%、被保険者数+1.2%)と仮定し、6年度予算の保険
料率(新年度料率)を乗じて算出した。年間標準報酬月額及び年間標準賞与額の試算方法は「令和6年度財政の推計方法について」を参照。
2)その他:6年度予算と同額とした。
3)保険給付費:支払基金「診療報酬等請求内訳書等データ(健保組合分)」の直近6年4-6月診療分における「診療報酬にかかる請求額」(法定給付費)の各月の対
前年同月比伸び率をもとに推計を行った。推計方法の詳細は「令和6年度財政の推計方法について」を参照。
4)高齢者拠出金:支払基金納付通知額である。
5)保健事業費、その他:6年度予算と同額とした。
National Federation of Health Insurance Societies(KEMPOREN) 11
● 直近6年4~6月の医療費の伸び率(3ヵ月平均:1.3%)は低下傾向にあるものの、6年度の医療費については、▽6年度診療報酬改定
の影響、▽5年10月からの新型コロナ対応の変更(診療報酬上の特例の段階的廃止、コロナ治療薬の自己負担の導入-等)による影響
―などを含め、7月以降の動向を引き続き注視する必要がある。
● また、6年春闘の賃金引上げの効果により、保険料収入の増加が見込まれる一方、6年度も団塊世代の75歳到達により後期高齢者支援
金が増加し、6年度以降、高齢者拠出金は増加傾向が続くため、今後の財政影響が危惧される。
経常収入計①
保険料収入
その他
経常支出計②
令和4年度
【決算】
令和5年度
【決算見込】
8兆6,059億円
8兆8,313億円
令和6年度
【推計】
【予算】
9兆2,900億円 (R5決算比+5.2%)
8兆4,888億円
8兆7,184億円
1,171億円
1,130億円
8兆4,691億円
令和6年度
8兆9,680億円
9兆1,700億円 (+5.2%)
1,200億円
9兆0,053億円
8兆8,851億円
1,202億円
9兆4,600億円(+5.5%)
9兆6,631億円
保険給付費
4兆4,903億円
4兆7,301億円
4兆9,000億円(+3.5%)
5兆0,756億円
高齢者拠出金
3兆4,057億円
3兆6,526億円
3兆8,500億円(+5.4%)
3兆8,774億円
保健事業費
3,715億円
3,815億円
4,700億円
4,664億円
その他
2,016億円
2,038億円
2,400億円
2,437億円
経常収支差引額(①-②)
1,368億円
▲1,367億円
▲1,700億円
▲6,578億円
平均保険料率
9.26%
9.27%
9.32%
9.32%
実質保険料率
9.11%
9.35%
9.49%
10.27%
1)保険料収入:6年度の総報酬額の対前年度比伸び率+3.8%(平均標準報酬月額+2.4%、平均標準賞与額+4.4%、被保険者数+1.2%)と仮定し、6年度予算の保険
料率(新年度料率)を乗じて算出した。年間標準報酬月額及び年間標準賞与額の試算方法は「令和6年度財政の推計方法について」を参照。
2)その他:6年度予算と同額とした。
3)保険給付費:支払基金「診療報酬等請求内訳書等データ(健保組合分)」の直近6年4-6月診療分における「診療報酬にかかる請求額」(法定給付費)の各月の対
前年同月比伸び率をもとに推計を行った。推計方法の詳細は「令和6年度財政の推計方法について」を参照。
4)高齢者拠出金:支払基金納付通知額である。
5)保健事業費、その他:6年度予算と同額とした。
National Federation of Health Insurance Societies(KEMPOREN) 11