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令和5年度 健康保険組合 決算見込(概要)について-5年度決算見込と今後の財政見通しについて- (3 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/2024-10-03-16-44.shtml
出典情報 令和5年度健保組合決算見込と今後の財政見通しについて(10/3)《健康保険組合連合会》
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1.令和5年度【決算見込】:経常収支の状況
● 令和5年度決算見込の経常収支は、①経常収入:8兆8,313億円(対前年度比+2.6%)、②経常支出:8兆9,680億円(+同5.9%)
で、収支差引額(①-②)は▲1,367億円の赤字となり、収支は前年に比べ悪化し、全体の5割を超える726組合が赤字へ(*赤字
組合の収支差引額は▲2,867億円)。
● 収支悪化の主な要因は、▽保険料収入は対前年度比+2.7%(+2,295億円)の増加となったものの、▽経常支出において、保険給
付費が+5.3%(+2,398億円)と4年度(+5.7%)に続き高い伸びとなったほか、高齢者拠出金が4年度の一時的な減少の反動等
により+7.3%(+2,469億円)と大きく増加したことによる。とくに団塊世代の75歳到達の影響により、後期高齢者支援金が+
9.6%(+1,884億円)と大幅に増加した。
● データヘルス計画等、加入者の健康維持・増進のための保健事業費は、対前年度比+2.7%(+101億円)増の3,815億円となった。
令和5年度決算見込:経常収支の状況(主な項目)
主な項目

経常収入(①)
保険料収入

令和5年度

令和4年度

決算見込

決算

8兆8,313億円

8兆6,059億円

8兆7,184億円

経常支出(②)

8兆9,680億円

8兆4,888億円
8兆4,691億円

対前年度比
増減数

伸び率

2,255億円

2.6%

2,295億円

2.7%

4,989億円

5.9%

保険給付費

4兆7,301億円

4兆4,903億円

2,398億円

5.3%

拠出金計

3兆6,526億円

3兆4,057億円

2,469億円

7.3%






後期高齢者支援金

2兆1,526億円

1兆9,641億円

1,884億円

9.6%

前期高齢者納付金

1兆4,999億円

1兆4,413億円

586億円

4.1%

3,715億円

101億円

2.7%

▲2,734億円

-

保健事業費
経常収支差引額(①-②)

3,815億円
▲1,367億円

1,368億円

※ 各数値は、令和6年8月までに報告のあった1,379組合の数値に基づき、同3月末時点に存在する1,380組合ベースで推計したものである。なお、推計対象の
1組合については4年度決算数値をもとに算出した。

National Federation of Health Insurance Societies(KEMPOREN)

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