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令和5年度 健康保険組合 決算見込(概要)について-5年度決算見込と今後の財政見通しについて- (15 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/2024-10-03-16-44.shtml
出典情報 令和5年度健保組合決算見込と今後の財政見通しについて(10/3)《健康保険組合連合会》
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【資料】令和6年度財政の推計方法について
【保険料収入の推計】
・6年度の総報酬見込額に6年度予算の保険料率(新年度料率)を乗じて算出した。
・なお、総報酬額の基礎となる「年間標準報酬月額」及び「年間標準賞与額」の推計方法は以下のとおり。
a. 年間標準報酬月額:「組合管掌健康保険事業状況報告」(以下、「月報」) の直近6年4-6月の実績値をもとに、▽7-8月:4-6月
の対前年同月比伸び率の平均1.63%、▽9-3月:「毎月勤労統計調査(4-6月確報)(事業所規模30人以上)」(厚生労働省)か
ら6年9月改定率を2.70%―と仮定して試算した。
b. 年間標準賞与額:5年度の年間標準賞与額に占める4-6月の標準賞与額の比率と、6年4-6月の標準賞与額を用いて推計した。
【保険給付費の推計】
・支払基金「診療報酬等請求内訳書等データ(健保組合分)」の「診療報酬にかかる請求額(法定給付費)」における直近6年4-6月
と5年4-3月各月診療分の各組合の実績値をもとに、以下の方法により設定した6年7月以降の各月の対前年比伸び率を組合毎の法
定給付費に乗じて月別の法定給付費を求め、4月からの12ヶ月分の総額に令和5年度における法定給付費総額に対する保険給付費総
額の比率を乗じて6年度の保険給付費総額を算出した。
<推計方法>
・6年4-6月の各月の稼働日数補正に加え、月毎に以下の影響分を織り込んだ。結果として年度平均の伸び率は【+3.5%】と
なっている。

①6年度4月からの薬価改定(▲0.97%)及び6月からの診療報酬改定(+0.88%)と材料価格(▲0.02%)の影響分
②5年度上半期の感染症等流行の影響
③5年10月からの新型コロナ対応変更*による影響分

10月以降の各月について(▲2.2%)

(*コロナ治療薬の自己負担の導入、診療報酬上の特例の段階的廃止、入院診療における高額療養費上限額の緩和措置)

National Federation of Health Insurance Societies(KEMPOREN)

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