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資料1_第9回検討会における主なご意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44353.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第10回 10/16)《厚生労働省》
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べきなのかどうかも含めて考える必要がある。このように大きな考え方をせずに、ただ
不足しているから何でもやればいい、あとはオンラインでやればいいということになる
と危険性ばかりが伴い、逆にコストばかりがかかってしまうため、非常に大きな問題に
なってくると考えられるので、片側面から見るような分析になってしまわないように分
析しながら、それに対してどのような対策を立てていくのかということを検討していく
必要がある。
6. 必要なときに必要な患者に必要な薬が提供できること、そして、地域における患者が安
心して暮らせることが第一だと思って考えている。このため、何か急な薬が必要になっ
た場合にどうするかということが大事になってくるが、現場の感覚としては、患者が薬
がなくなるぎりぎりに受診することが非常に多く困っている。残薬ありきで考えていい
のかという問題があり、基本的には患者たちは薬がなくなる1日か2日でも前か、ぎり
ぎりに受診ということがあり、へき地や薬局が少ない地域において、例えば1か月分の
お薬が出たときに、少し余裕を見て受診の予約を取ってよいのか、薬剤師が調剤すると
きに、次の受診時はどのくらいかというのを確認しながら対応することを住民の方々に
普及できるものかどうか。それができるのであれば、訪問看護ステーションにおいて残
薬をあまり気にせずに対応できるのではないかと思う。
7. 服薬のタイミング、残薬のことに関しては、本来、薬局薬剤師は主治医と相談しながら、
距離的なものなどアクセスの部分で、ある程度の余裕を持つという対応をしなければい
けないことだと思っている。もちろんどれくらいの日数が適切なのかというのは明確な
ものはないかもしれないが、体調不良だとか、災害時、有事、または天候を含めて患者
に安定供給するという意味では、ある程度、予薬を持つというのは現場では当然ながら
行っており、具体的な日数については主治医と協議して対応している。
8. 訪問看護ステーションに関して、町、市を何十キロもまたいで対応するので、当該市町
村に訪問看護ステーションがないから対応できていないということではない。その上で、
夜間・休日対応を標榜していても実際に対応していない薬局があったり、訪問看護ステ
ーション側も薬が供給されていなかったとしても薬局側に連絡をしていないケースもあ
ったということを考えると、実際に夜間、休日などイレギュラーなときにも対応ができ
る薬局なのかどうか、どのくらいそれが可能なのかどうかも含めて、考えていただきた
い。
9. 薬局と訪問看護ステーションの連携について、具体的な方法を示すことが必要ではない
か。
10.「地域ごとの対応については医療提供体制全体を見て検討する必要がある」ということ
については本当にそのとおりだと思う。特に、薬局は基本的には処方箋に基づいて調剤
をしているので、必ず処方箋を発行した医療機関があるはずであり、どのくらい住民の
人口や患者ニーズがあるのかということも関与すると思うが、そもそも医療機関がある
のか、それに対応して薬局があるのかといった医療の提供体制、医薬品の提供体制全体
を見ていくことが必要である。
11.在宅の患者に対する薬剤管理は、実は薬局だけがやっているわけではなく、医科診療報
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