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資料1_第9回検討会における主なご意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44353.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第10回 10/16)《厚生労働省》
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うような業態というのは、薬局に関しては認められていない。全て理解しているわけで
はないが、その理由の1つは在庫の問題であって物を預かっているということであり、
もう一つは処方箋の応需義務があるということだと思っている。薬剤師が一人で訪問に
行っていたら対応できないわけであり、そのために、従業員が多く必要であったりとか、
いろんな体制を組まなくいといけない。もう少し緩和して、薬局を開店していたら処方
箋を持ってきたら応需しないということではなくてもよいのではないか。例えば訪問薬
局ステーションみたいなものが業態として成立するような経済的な支援と、なおかつ法
律的な制限をもっと軽くすることで、薬局というものがもっと多様な形でできるように、
時代に合わせて対応できるようなものを業態として可能となるよう制度として制限を解
除するような方向を考えていったらどうか。薬局は多様な業態、やり方があってもいい
ような気がしており、そうすると在庫などはいろんな基本的なものは取りそろえなくち
ゃいけないということから外れて、うちはこういうことに特化しますよということで対
応できるようになると思う。
33.訪問看護ステーション自体はもちろん薬局と連携をしながら常に薬が手に届くようにし
たいし、そういうふうに対応しているが、現状ではステーションに高齢者の軟膏すらも
置けない。内服だけではなくて今、欲しい軟膏類とか、そういうものも含めて渇望して
いるというところは考えておいてほしい。病院に行かない際にどうするか、ちょっとし
たことでも病院に行かないように、何とか予防をしながら訪問看護ステーションで苦慮
しているところで、そこのときに必要なものは結構あったりするので、それも含めて、
地域の方々、町や村や関係なく考えていけたらいいと思う。
34.在宅医療の提供体制については、厚生労働省が令和4年度に 1 年近くかけて検討してい
るはずであり、資料をそろえて二次医療圏の問題や、それが一次医療圏でどう波及する
のか、全部データは出ているはずであり、こういったものと合わせていかないといけな
い。ただ特出しで薬剤提供の在り方だけを見ていると、片側面になってしまう。令和4
年の検討を踏まえながら薬剤提供体制というものをどうするのか、それに薬剤師がどの
ように関与するのか、そういう側面からだけ検討すればよろしいのではないか。基礎の
部分までいろいろやって、もう既に結論が出ている。それを踏まえながら、薬剤師だけ
ではないが、薬剤というものを離島・へき地にどのように提供するのか、在宅医療のそ
ういう提供体制を踏まえながら、今さらに人口が過疎になってくるところがある、そう
いうところも含めて、医療体制部分は少し変わってきているところもあるので、そこを
どうやって議論するのかというふうに考えていったほうがよい。

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