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資料1_第9回検討会における主なご意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44353.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第10回 10/16)《厚生労働省》
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療というものにもっとお金を出せばよく、それを出さないでこういうことを工夫しろと
いうこと自体が全く空虚な話である。この検討会を遡ってみれば、実際に困窮する事例
が本当にあったのかというと、そうではなかったということが明らかになっているわけ
であり、そういう意味では、個別に切り取ったところだけ議論をしてもいいのか。医療
というものを片面からだけ見て議論するのはどうなのか。医療はいろいろな多職種連携
の中でできているものであり、その中をどうやって見ていくのかという議論のほうが、
社会実装として実態に合った議論になるのではないか。
21.二次医療圏で見たら問題ないかもしれないのに、一次医療圏という狭い範囲であるなし
ということの議論をすることに価値があるのだろうか。閣議決定で公開するということ
になっているので、公開することはいいと思うが、公開されたところが 138 くらいなの
であれば、本当に困っているのかどうかやどんな対応をして問題解決が既にできている
のかといったことを調べるのだとしたら、そんなに大きな数ではないのではないかと思
うので、その上で本当に議論が必要かどうかということを考えたほうがいいのではない
か。
22.薬局も訪問看護ステーションも自分の事務所もしくは薬局があるところを超えて広域に
対応している事例はたくさんあると思うが、例えば訪問看護の場合は 30 キロ以上離れて
対応している事例が本会調査では2割とか、30 分から 60 分の管轄に訪問しているステ
ーションが6割だとか、そういった事例がある。どういったところに本当に困難な状況
があるのかということを確認する場合、薬局についてそういったカバーしている基本的
なデータがあるのか。議論する際に、あるなしだけでは十分ではないと考える。また、
以前に2回ほど 24 時間対応をしている実態も 70 数%というデータがあったと思うが、
そういったデータと合わせて現状を確認することが可能なのか。可能だったら、次回以
降具体的な議論をするときに教えていただきたい。
23.薬剤師も医師も偏在があるが、医師については、日医のアンケート調査で、一時的にせ
よ過疎地やへき地、離島で働いてもいいと答えている勤務医は 20%しかいなかった。薬
剤師も同様の状況と思われるが、総合的なパッケージで対応しないといけないと思う。
そのためには報酬だけではなくていろいろな面で条件を整えていかないと、こういった
薬剤師のいない地域はなくなっていかないのではないかと考えている。薬剤師について
医師と同様のアンケート調査をしたことがあるのであればデータを示して欲しい。
24.地域で薬局マップというものを作成していて、市町村ではなくて薬剤師会の管轄(2市
1町1村)の中の薬局の配置で、その中に地域連携薬局、健康サポート薬局等を可視化
しており、それを行政、医療機関に全部配布して、市民、村民も全部見えるようにして
いる。そもそも薬剤師会、職能団体がこういうことをすべきであるので、日本の地域薬
剤師会、もし地域薬剤師会ができないのであれば県薬剤師会、県薬剤師会ができないの
であれば日本薬剤師会が責任を持って見える化するというのは当然、職能団体の義務で
あり、国に委ねるのではなく、そういったところを国民が求めているのであれば、薬剤
師会がやっていただきたい。
25.訪問看護ステーションはもともと訪問することが目的でつくられているので、訪問する
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