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資料1_第9回検討会における主なご意見 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44353.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第10回 10/16)《厚生労働省》
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酬の中にも在宅患者訪問薬剤管理指導料があり、その算定に係る業務を医療機関に所属
する薬剤師が患家に出向いて実施していることも実態としてはあり、薬局はないが医療
機関があるといった場合、医療機関の医師の往診、または医療機関に所属する薬剤師が
対応しているようなことも可能性としては大いにあると思うので、そこも含めて全体を
見て今後の在り方というのを考えていくべきである。
12.対応薬局がないような地域で訪問看護ステーションがあるというのは、数としてはそれ
ほど多くないということが分かったので、そのことも踏まえて今後どう対応していくか
ということを考えることは重要。
13.「患者に影響する医薬品の保管する場所や管理方法について整理」することは極めて重
要であり、医薬品というのはどこにでも置いておけばいいものでは決してなく、現状で
は、基本的に医薬品を販売できる薬局や当該医療機関の患者に対して使うことを目的と
して医薬品を購入している医療機関などに医薬品を保管しているが、品質を保つことや、
法定管理薬などはその法令に基づいた管理も求められるので、そういった医薬品の適切
な管理ができるかどうかということも含めて今後しっかり検討していくことが重要。
14.以前、本検討会で示した厚生労働科学特別研究のアンケートでは、郊外、都会、へき地
を対象としていたが、現場の工夫により、本当にすごく困ったという事例の件数が思っ
たより多くなかったといったデータが出ていたことから、本当に困るところというのは
どういうところなのか、へき地について単純にへき地要件に当てはまれば困るのか、離
島ならば困るのかというところもしっかり見定めて、本当に困っている地域について、
まずは考えていかなければいけない。
15.基本的な考え方の「必要なときに必要な患者に必要な薬を届ける」ということについて、
必要なときというのはどのようなときなのか、必要な薬は何なのかということも検討が
必要。一義的には患者の命を守るということが最も重要であり、本当に緊急事態で命が
危ういときには在宅医療で薬で対応できるものではなく、搬送しなければいけないわけ
であり、自宅にいられるような状態で、なおかつ薬剤である程度のことはできるという
状態の患者にどんな薬が必要なのか、鼻水が止まらなくて鼻水止めの薬が欲しいような
場合、それが本当にすぐに必要な薬なのかどうか。薬ならば何であっても必要というわ
けではない。37 度5分の患者に解熱剤がすぐ必要かというとそうではないが、一方で 40
度出たらやはりすぐに投与してあげたい。そういったことがあるので、全ての薬剤がす
ぐに必要ということではなくて、どんな状態の患者さんにどんな薬が必要なのか、優先
順位をつけて、何からまず渡さなければいけないのか、例えば輸液が必要なのかとか、
そのようなことを検討せずにその患者に必要な薬剤を、または患者が希望するから必要
だということではないので、条件を峻別して整理する必要がある。
16.へき地・離島という場所がどこなのか、困っている方がいるかどうかということは、な
かなか数字、統計で明確に出しにくい部分があり、実際にへき地・離島の範囲というの
は、過疎法などで定義されている部分もあると思うが、いわゆる政令指定都市のような
場所であっても、場所によっては本当に山の中にあることもある。しかしながら、まず
測れるデータがあること自体は大事ではあるので、このデータを基礎にしつつ、一方で
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