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序章 自殺対策の基本的な枠組み 本文 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsuhakusyo2024.html
出典情報 令和6年版自殺対策白書(10/29)《厚生労働省》
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序章

●自殺対策の基本的な枠組み

令和3年2月には、孤独・孤立対策を政府
一体となって推進するため、孤独・孤立対策

独を覚えることにより、又は社会から孤立し
ていることにより心身に有害な影響を受けて

独・孤立対策推進室)が設置された。同大臣
は、令和3年9月に新たに自殺総合対策会議

の基本となる事項等について定めた「孤独・
孤立対策推進法」
(令和5年法律第45号)が、

担当大臣を司令塔とし、内閣官房に孤独・孤
立対策担当室(令和6年4月からは内閣府孤

の委員にも加わった。また、同年12月には、
相談支援体制の整備、居場所の確保、NPO
等の活動へのきめ細かな支援などを盛り込ん
だ孤独・孤立対策の重点計画を策定し、令和
4年12月に改定を行った。
さらに、近時における社会の変化を踏ま
え、
「日常生活若しくは社会生活において孤

6

いる状態にある者」への支援等に関する取組
について、その基本理念、国等の責務、施策

令和5年5月に成立し、令和6年4月に施行
された。
同法の趣旨である「孤独・孤立に悩む人を
誰ひとり取り残さない社会」

「相互に支え合
い、人と人とのつながりが生まれる社会」の
実現に向けた取組を推進している。