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資料1-3 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター嶋根室長 御提出資料 (11 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2409_04medical/241125/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 11/25)《内閣府》
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薬剤師や登録販売者による声かけの重要性

薬物依存から回復を目指す患者の語りより

「症状のことを聞かれたことは一度もなかったし、たぶん売る側も僕が
乱用するために買っていたことは薄々わかっていたと思う。僕をしかっ
て くれる薬剤師なんて一人もいなかったです。」
「私みたいな依存者を出さないためにも、薬剤師さんには、ちゃんと
売って欲しいです」
• 乱用している時は波がある(使いたい/やめたい)
• どこかのタイミングで「このままじゃいけない」
「自分には支援が必要では?」と感じる瞬間がある
• 販売時の声かけ、パンフレットなどを渡すことは有
効だと思う

(千葉ダルク、田畑聡史様へのインタビューより)

「オーバードーズは危険です!」
と頭ごなしに否定するのではなく、
「何かお困りのことはありませんか?」
といった困り事にフォーカスした声かけが有効では
嶋根卓也、ほか:薬剤師を情報源とする医薬品乱用の実態把握に関する研究、平成23年度厚生労働科学研究費補助金(医薬品・医療機器等レギュラトリーサイ
エンス総合研究事業)、2012.
嶋根卓也、ほか:大手チェーンドラッグストアにおける市販薬販売の実態に関する研究、令和5年度厚生労働科学研究費(障害者政策総合研究事業、2023.