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資料1-3 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター嶋根室長 御提出資料 (8 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2409_04medical/241125/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 11/25)《内閣府》
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厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会での議論について

厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会(令和6年度第8回資料1)

ゲートキーパーの役割1,2:悩みを抱えた人に気づき、声をかけ、話を聞き(傾聴)、必要に応じて専門的
な支援につなぎ、見守る
薬剤師・登録販売者(薬剤師等)が市販薬乱用のゲートキーパーとして機能するために
1.患者と薬剤師等とのコミュニケーションは必須
2.濫用等に関する情報提供を義務付ける案に賛成
• 誰に対して、どのような情報をどのように提供していくかを検討する必要がある
• 乱用の危険性だけを強調するのではなく、乱用問題を抱えた人(および家族)が相談や支援につなが
りやすくなるような情報提供が重要
3.1,2を行うために、顔が見える形での販売(対面販売、オンライン)を基本とする案にも賛成
4. 陳列場所について、手の届かない場所への陳列が望ましいと考えるが、陳列場所に有資格者を継続的
に配置させる案は、実現可能性を考慮した案であると考える(その場合も、有資格者とのコミュニケー
ションは必須)
1 嶋根卓也、ゲートキーパーとしての薬剤師:医薬品の薬物乱用・依存への対応、YAKUGAKU ZASSHI 133(6)617-630,2013.
2 嶋根卓也、処方薬乱用者のゲートキーパーとしての薬剤師:「まちの科学者」を取り戻す、YAKUGAKU ZASSHI 136(1)79-87,2016