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資料1-4 一般社団法人新経済連盟 御提出資料 (8 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2409_04medical/241125/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 11/25)《内閣府》
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参考:市販薬濫用に関する調査事例
市販薬の濫用に関する調査報告では、濫用に使用した市販薬を実店舗で入手する割合が大きいことから、実
店舗における対面販売での対策の重要性が指摘されているものの、濫用防止の観点から対面しないことを理
由としてネット販売を否定的に捉える報告内容とはなっていない
【参考】濫用に使用された一般用医薬品の入手経路に関する調査
図表1:一部の医療機関で依存症の患者が過量服用に使用した市販薬の入手経路の割合
(全129件)

厚生労働行政推進調査事業費補助金医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業
「薬物乱用・依存状況の実態把握と薬物依存症者の社会復帰に向けた支援に関する研究」
令和4年度 総括・分担研究報告書 P6, P150

図表3:アンケート調査で市販濫用経験ありと回答した者が濫用に使用した市販薬の入手先の
割合(全25名)

図表2:2011年~2020年に藤田医科大学病院・救命救急センターに搬送された一般用医薬品
による急性薬物中毒患者のうち 20 歳未満の患者の一般用医薬品の入手経路の割
合 (全36例)

「若年者の一般用医薬品による急性薬物中毒の現状」YAKUGAKU ZASSHI 2021年141巻
12号 p.1389-1392

薬物の入手経路について、ドラッグストアでの購入が多かった。インターネットでの購入は
支払いなどの手続きが煩雑なため、手軽に購入できるドラッグストアでの購入が多いと考え
られる。また、聞き取り調査によると家族と同居していることが多い若者は、ネットで購入
したパッケージを家族に知られたくないようでもある。したがって、一般用医薬品の過量服
用防止策を策定するためには、実店舗におけるゲートキーパーの役割が大きな鍵となる可能
性が示唆された。
厚生労働科学研究費補助金(障害者政策総合研究事業)「処方薬や市販薬の乱用又は依存症に対する新
たな治療方法及び支援方法・支援体制構築のための研究」 「処方薬・市販薬過量摂取による救急搬送患者の
実態と支援に関する研究」 令和5年度研究報告書 P4

厚生労働行政推進調査事業費補助金医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業「薬
物乱用・依存状況の実態把握のための全国調査と近年の動向を踏まえた大麻等の乱用に関する研究」
令和5年度 総括・分担研究報告書 P89

市販薬を乱用している国民の多くが薬局・ドラッグストアなどの実店舗で入手している事実
を踏まえると、薬剤師等による対面販売は市販薬の乱用を防止する上で重要な役割を果たす
と考えられる。
厚生労働行政推進調査事業費補助金医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業「薬
物乱用・依存状況の実態把握のための全国調査と近年の動向を踏まえた大麻等の乱用に関する研究」
令和5年度 総括・分担研究報告書 P17

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