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【資料】 救命救急センターの充実段階評価の見直し案について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47696.html
出典情報 救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループ(第9回 12/20)《厚生労働省》
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3.重症外傷に対する診療体制整備


救命救急センターには、重症外傷やその他の複数診療科にまたがる重篤な患者を24時間体制で受け
入れる役割が求められている。



大量輸血プロトコール(Massive Transfusion Protocol:MTP)は外傷対応の一部である一方、外傷
診療体制を客観的に評価できることから、MTPを整備していることを評価の対象としてはどうか。



重症外傷に関する医療提供体制の整備の一環として、厚生労働省においては、これまで、外傷外科
医等養成研修事業を実施するなどの対策を実施してきた。外傷診療については、研修等を通じた専
門性の確保やチームでの対応を促進するため、本研修等の受講者の有無を評価項目としてはどうか。

<新規項目案>
◆ 大量輸血プロトコール(MTP)を整備している:1点

◆ 自施設に外傷外科医等養成研修等の受講者がいる:1点
• MTPとは、外傷診療における大量輸血を可能とするプロトコールのことであり、必要量が外傷診療中絶えず供給される体制を指す。
• 「外傷外科医等養成研修事業等受講者」は、厚生労働省の委託事業である外傷外科医等養成研修事業や、一般社団法人SSTT運営協
議会が運営するSSTTコースを受講した者又はインストラクターとして参加している者を想定している。
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