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令和7年度厚生労働省予算案の概要 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokanyosan/index.html
出典情報 令和7年度厚生労働省所管予算案関係(12/27)《厚生労働省》
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令和7年度 厚生労働省予算案における重点事項(ポイント)
( )内は令和6年度当初予算額。

Ⅰ.全世代型社会保障の実現に向けた保健・医療・介護の構築

創薬力強化に向けたイノベーションの推進と医薬品等の安定供給確保
ドラッグラグ・ドラッグロスの解消に向けて、有望シーズの実用化促進、研
究開発環境の整備による創薬力の抜本的強化を図るとともに、医薬品等の安定
的な供給を実現する。
○有望なシーズの医薬品・医療機器等への実用化の促進
77億円(71億円)
➢ 次世代バイオ医薬品の製造・開発を担う人材の育成支援
➢ 医療系ベンチャー・トータルサポート事業(MEDISO)の機能強化
➢ 小児・希少疾病用医薬品等におけるドラッグロス解消に向けた取組の強化
➢ 医薬品・医療機器開発におけるレジストリ(疾患登録システム)の利活用を
加速させるクリニカル・イノベーション・ネットワーク構想の推進
➢ 創薬力強化に向けた早期薬事相談・支援の強化
➢ リアルワールドデータの薬事活用、プログラム医療機器の早期実用化に向け
た取組の促進
➢ 再生・細胞医療・遺伝子治療の実用化の促進






創薬エコシステム・創薬クラスターの発展支援
ファースト・イン・ヒューマン(FIH)試験実施体制の整備
国際共同治験のためのワンストップ窓口の設置
革新的医療機器の創出に向けた産業振興拠点の強化

○研究開発によるイノベーションの推進
551億円(554億円)
➢ がん・難病に対する全ゲノム解析及びゲノム医療の推進
➢ 臨床開発・薬事規制調和に向けたアジア拠点の強化
➢ 産学連携による創薬ターゲット予測・シーズ探索AIプラットフォーム開発
➢ 日本医療研究開発機構(AMED)における研究及び厚生労働科学研究の推




AIを活用した創薬に向けたプラットフォームの整備



がん・難病の全ゲノム解析等の推進

は令和6年度補正予算に計上された事項。

○医薬品等の安定供給の推進
➢ 医薬品の供給状況把握のための体制整備
➢ 後発医薬品の信頼確保のための体制・取組の強化
➢ 献血血液の確保対策







4.4億円(1.7億円)



後発医薬品の安定供給等に向けた産業構造改革
バイオ後続品に係る製造施設整備の支援
足元の供給不安へ対応するための医薬品の増産体制整備に係る緊急支援
医療上必要不可欠な医薬品等の安定供給を図るための支援
抗菌薬の安定供給に向けた体制整備
血漿分画製剤の生産体制強化による国内自給、安定供給の確保支援

医療・介護におけるDX、地域医療・介護の基盤強化の推進等

医療・介護におけるDXの推進等により、生産性の向上を図るとともに、安
心で質の高い医療・介護サービスの提供を図る。
また、高齢化の更なる進展や人口減少に対応するため、限りある資源を有効
に活用しながら、質の高い効率的な医療・介護サービスの提供体制を確保する。
そのため、地域医療構想の推進や地域包括ケアシステムの構築等に向けた施策
を推進する。
○医療・介護分野におけるDXの推進等

49億円(201億円)

➢ 科学的介護推進のためのデータベースの機能拡充
➢ 介護分野におけるテクノロジー開発・導入促進に向けた支援の推進
➢ 医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策の強化









全国医療情報プラットフォームや電子カルテ情報共有サービスの構築、電子処方箋
の更なる全国的な普及拡大等の促進
診療報酬改定DXの取組の推進
マイナ保険証の利用促進に向けた取組
公費負担医療制度等のオンラインによる資格確認の取組
介護情報基盤の整備等に向けた取組の強化
介護分野における介護テクノロジーの導入、協働化等の支援

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