統計法におけるオーダーメード集計の再識別の防止策①

＜賃金構造基本統計調査の仕様例＞

統計法におけるオーダーメード集計では、それぞれの統計調査
であらかじめ集計可能な項目、集計可能な最小単位等が仕様書
で設定され、申請者はその範囲で統計の委託を申請している。

賃金構造基本統計調査における「オーダーメード集計」を行う際の仕様について
オーダーメード集計を受託する際の仕様は、次のとおりです。オーダーメード集計の利用を希望する方は、この仕様に基づき、「統計表作成仕様書」を作成の上、
「統計の作成等の委託申出書」と併せて統計センターへ提出してください。
１ 調査年次
平成 18 年～令和５年の調査データが利用可能です。
２ 集計に使用するデータ

上記調査年次の個人票又は調査票データのうち、10 人以上の常用労働者を雇用する民営事業所及び５人以上９人以下を雇用する民営事業所（５人以上９人以下
を雇用する企業に属する事業所に限る。）に雇用される常用労働者についてのデータです。
【平成 18 年～令和元年】個人票
【令和２年～】調査票
３ 集計対象項目
集計対象項目及び各集計対象項目の表章単位は次のとおりです。なお、組合せ（クロス）は分類一覧から表頭、表側、欄外に配置する項目を選定します。

【平成 18 年～令和４年】（※一般労働者が対象。短時間労働者は対象外。）
一般労働者
・ 所定内実労働時間数 時単位 （小数点以下第１位を四捨五入し、整数表章）
・ 超過実労働時間数 時単位 （小数点以下第１位を四捨五入し、整数表章）
・ きまって支給する現金給与額 千円単位 （小数点以下第２位を四捨五入し、第１位まで表章）
・ 所定内給与額 千円単位 （小数点以下第２位を四捨五入し、第１位まで表章）
・ 年間賞与その他特別給与額 千円単位 （小数点以下第２位を四捨五入し、第１位まで表章）
・ 超過労働給与額 千円単位 （小数点以下第２位を四捨五入し、第１位まで表章）
・ 労働者数 十人単位 （小数点以下第１位を四捨五入し、整数表章）

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