モニタリング項目

4月7日 第85回モニタリング会議のコメント
① 新規陽性者数

ク) 自分や家族が感染者や濃厚接触者となり、外出できなくなる場合を想定して、生活必需品など最低限の準
備をしておくことを、都民に呼びかける必要がある。
今週の報告では、10 基未満 16.9%、10 代 14.3%、20 代 20.6%、30 代 17.3%、40 代16.0%、50 代 8.3%、
60代3.1%、70代18%、80 代1.2%、90 歳以上 05%であった。
【コメント】

ア) 新規陽性者数に占める 20 代の割合が 3 週間連続して上昇し、今週は全年代の中で最も高く、次いで 30 代
が高くなっている。また、10 歳未満の割合も依然として高い値で推移しており、警戒が必要である。 5 歳未満
はワクチン接種の対象となっていないことからも、保育園・幼稚園での感染防止対策の徹底が求められる。
イ) 若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都民一人ひと

りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。
(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、 前週 3 月 22 日から 3 月 28 日まで (以下「前週] という。)
の 2.002 人から、今週は 2.453 人に増加し、その割合は 4.7%となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 331 人/日から 4 月 6 日時点で約 345 人/日となった。
【コメント】
ア) 重症化リスクの高い 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、増加傾向にあり、今後の動向に注意が必要
である。
イ) 医療機関での入院患者や高齢者施設等における入所者も、基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要が
ある。
(1) 今週の濃厚接触者における感染経路別の割合は、 同居する人からの感染が 69.6%と最も多かった。 次いで施
設 (施設とは、「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、保肥園、学校等の教育施設等] をいう。) 及
び通所介護の施設での感染が 16.6%、職場での感染が 4.5%であった。

(2②) 今週も高齢者施設、教育施設、職場での感染例が多数見られた。また、高齢者施設、医療機関、小中学校、
保育園・幼稚園などにおいて、多数の集団発生事例が確認されている。

3) 1 月 3 日から 3 月 27 日までに、都に報告があった新規の集団発生事例は、福祉施設 (高齢者施設・保育園
等) 1.237 件、学校・教育施設 (幼稚園・学校等) 558 件、医療機関 117 件であった。

【コメント】

ア) 少しでも体調に異変を感じる場合は、外出、人との接触、登園・登校・出勤を控え、発熱や咳、凌怠感
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