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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021349.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第85回 4/7)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

4 月 7 日 第 85 回モニタリング会議のコメント
状がある場合は、かかりつけ医、発熱相談センター又は診療・検査医療機関に電話相談し、特に、症状が重い
場合や、急変時には速やかに医療機関を受診する必要がある。


⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数

⑥-1

東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 132.0 件/日から 4 月 6 日時点で 113.4 件/日と、未だ高い水準
で推移している。
【コメント】
ア)東京ルールの適用件数は高い水準で推移しており、救急医療体制に未だ深刻な影響が残っている。
イ)救急車が患者を搬送するための現場到着から病院到着までの活動時間は、短縮傾向ではあるが、新型コロナ
ウイルス感染症流行前の水準と比べると、依然延伸したまま推移している。

(1) 入院患者数は、前回の 1,935 人から、4 月 6 日時点で 1,844 人と横ばいであった。
(2) 今週、新たに入院した患者は 1,033 人、入院率は 2.0%(1,033 人/今週の新規陽性者 52,265 人)であった。
(3) 陽性者以外にも、陽性者と同様の感染防御対策と個室での管理が必要な疑い患者について、都内全域で約 151
人/日を受け入れている。
【コメント】
ア)入院患者数が、減少傾向から今週は横ばいとなった。入院患者数に占める高齢者の割合は未だ高い値であり、
今後の動向を注視する必要がある。

⑥ 入院患者数

イ)新型コロナウイルス感染症のために確保した病床の使用率は、3 月 30 日時点の 25.5%(1,844 人/7,229 床)
から、4 月 6 日時点で 24.6%(1,777 人/7,229 床)となった。
ウ)都は病床確保レベル 3(7,229 床)を各医療機関に要請しており、4 月 7 日時点での確保病床数は 6,614 床で
ある。
エ)都では、入院重点医療機関、高齢者施設等におけるスクリーニング検査の実施に加え、自宅や高齢者施設へ
の往診等による中和抗体薬及び抗ウイルス薬投与の体制を整備しており、国によるこれらの検査キット、治療
薬やワクチンの確保と安定的な供給が求められる。
オ)入院調整本部への調整依頼件数は、4 月 6 日時点で 101 件となった。透析、介護を必要とする者等、入院調
整が難航する事例も引き続き発生している。入院調整本部では、入院調整班、重症班、軽症班、転院支援班、
保健所支援班、往診支援班などを設置し、中和抗体薬等の担当とも連携して対応している。

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