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参考資料1 第1回WGの主なご意見 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25128.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ(第2回 4/12)《厚生労働省》
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第1回WGの主なご意見


特定保健指導の実施体制等(ストラクチャー(構造))について

 健診受診後の結果の返却や特定保健指導開始までの期間


健診結果が、受診者に届くのまでに時間がかかり、健康増進等への動機付けが難しくなるという課題がある。特定保健
指導の開始についても、健診結果を階層化し、特定保健指導対象者を抽出する期間が長いため、対象者に通知が
届いた頃には、これは何だったかというところから始まってしまうと聞いている。



特定健診を受けてから特定保健指導を実施するまでの期間が非常に長いことを実感している。全国で3000程度の健
診機関の事務代行をやっているが、健診機関から健診結果を回収するまで4分の1が1ヶ月以内、2分の1が2ヶ月、残
りの4分の1が3ヶ月程度を要している。そこから保険者に返して、対象者に案内をして、保健指導を実施するまで4ヶ月、
5ヶ月ぐらいかかる。この期間の短縮化は、非常に重要なテーマである。

 特定健診当日の初回面接の開始(初回面接の分割実施)



ストラクチャーのところに、委託か直営かという二択のような書かれ方をしているが、委託の中でも、健診機関が健診実
施後、そのまま保健指導をしていく当日実施については、かなり力を入れている実施している。これをどうやって進めるかと
いう議論が必要。
分割実施は、非常にいい形でできているが、なかなか広がらない状況もある。大手の健診機関だと専
門職が常駐しているケースもあるが、1日に保健指導対象になる方はあまり多くないため、そこにマ
ンパワーを割くという健診機関はそれほど多くないと思う。例えばICTでどこかと連携する等の規制緩
和的なことをぜひ今回の議論の中でやってもらいたい。マンパワー不足解消のための道筋ともなるの
ではないか。
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