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【資料4】福祉用具の給付実態における上限価格設定の影響について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49523.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第244回 2/13)《厚生労働省》
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分析結果① 貸与価格が上限価格と同額となっている請求の割合が高い商品の状況
(令和6年4~6月)
■貸与価格が令和6年4月改定後の上限価格と同額となっている請求件数が全請求件数に占める割合をみると、
前回と同様に商品のほとんど(4,046件/4,206件 96.2%)が50%以下に分布しているが、10%以下の割合が高
まっている。貸与価格が概ね均一で上限価格とほぼ等しくなっていた商品(160件、3.8%)の傾向は前回と同じ 。
■貸与価格が概ね均一で上限価格とほぼ等しい160件の商品について、福祉用具情報システム(TAIS)に登録された
情報と照合したところ、商品分類は自社製品又は輸入品は90件(56%)に対し、OEM製品が52件(33%)、その他不
明の商品が18件(11%)であると確認された。傾向としては前回とほぼ同じ。
図1:上限価格と同額の請求件数が全請求件数に占める割合とその商品数(N=4,206)
(令和6年4~6月)
(商品数)

図1-2:商品分類内訳(N=160)

4,000
3,500

18件、11%

不明

52件、33%

OEM製品

3,388

3,000

特定の価格帯に限定される商品

2,500
2,000
1,500

90件、56%

160件、全体の3.8%
1,000
500

自社製品+輸入品

福祉用具貸与事業所が価格設定
を比較的自由に行える商品

467
118

49

0

23

2

4

0

1

153



出典:介護保険総合データベース(令和6年4月~6月貸与分)における請求データを基に算出。



改定後の上限価格を用いて算出。

※「自社製品」「輸入品」OEM製品」の商品分類
公益財団法人テクノエイド協会が運営する
福祉用具情報システム(TAIS)に対し、開発
企業等から申請を行う際に、開発企業等が選
択することができるカテゴリを元に分類。

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