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資料1 外来機能報告等の施行に向けた検討について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21095.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 外来機能報告等に関するワーキンググループ(第3回 9/15)《厚生労働省》
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7月7日外来機能報告等WGにおける主なご意見 ①

令和3年7月28日 外来機能
報告等に関するワーキング
グループ資料

【外来機能報告】
・地域の医療機関は得意分野をもちながら役割分担しており、患者がそのような情報を得ながら医療を受けられるようにするこ
とが重要。医療機関の役割分担の情報を住民に分かりやすく示して、適切な受診につながるようにする必要。
・報告項目は、今後の外来医療の在り方を地域で協議する際の基礎データとしてふさわしいものにすべき。医療資源を重点的に
活用する外来を軸としながら、幅広に検討する必要。医療機関の負担軽減のため、NDBでデータ提供した上で、NDBで把握で
きないものも報告を受ける必要。紹介率・逆紹介率、紹介・逆紹介先の医療機関数等、地域との連携状況の報告も必要。
・外来化学療法センター、入退院支援センター、放射線科なども報告対象に入り得るのか。
・医療機能情報提供制度もあり、すでに報告している事項を重複して報告しないでよいように整理してほしい。
・有床診はほとんどが1人の医師と少人数の従業員でやっており、簡素化された報告にしてほしい。
・無床診について外来機能報告は任意であるが、高度な外来を担う無床診もあり、できれば報告してほしいと提示するか。
・現在のNDBでは医療機関所在地のデータ分析しか行えないが、患者所在地データで分析して議論できるようにすべき。
・外来機能報告を患者や国民にどのように周知するかも議論すべき。
【医療資源を重点的に活用する外来】
・救急はそれなりの資源を投入するので、医療資源を重点的に活用する外来として、救急外来を入れるべき。
・「特定の領域に特化した機能を有する外来」として、「診療情報提供料Ⅰを算定した30日以内に別の医療機関を受診した場合、当
該『別の医療機関』の外来」とあるが、紹介には様々なケースがあり、何かの条件を追加する必要。
・高額医薬品をどれだけ使用しているかは、外来の機能として大きな意味をもっており、高額医薬品も含めるべき。
【医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関】
・医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関は、紹介・逆紹介が基盤になっている必要があり、紹介率・逆
紹介率は重要。
・医療資源を重点的に活用する外来について、患者を逆紹介して、地域に戻していくことが地域医療にとって重要。
・地域医療支援病院との違いが分かりにくくなるので、紹介率・逆紹介率の議論に偏らない方がいいのではないか。
・地方では、医療機関が少なく、紹介率・逆紹介率を満たせないという問題。地域性を反映できるようにする必要。
・病院に複数の診療科があり、1つの診療科が高度な外来又は透析のような高額な費用が発生する外来であるが、他の診療科はそ
れに該当しない場合、どのような取扱いとするか検討が必要。診療科の問題は考慮が必要。
・病院単位でやって例外規定で対応するのは難しく、診療科で、医療資源を重点的に活用する外来を取りあげる必要。
・名称は、紹介状の必要な外来や紹介状の必要な病院というように、患者がイメージしやすいものにすべき。
・医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関は、新たな医療機関の類型ではないものと認識。
・医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関の国民への周知方法も議論すべき。

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