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参考資料 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00052.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第126回 4/8)《厚生労働省》
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り得る利用者に伝わるよう自治体における積極的な周知を進めるとともに、自治体
による円滑な制度実施に向けた留意点や事例を示すことが必要である。

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入院中における医療機関での重度訪問介護

(1) 現状・課題
○ 「重度訪問介護」を利用している障害支援区分6の重度障害者は、入院中も引き続
き「重度訪問介護」を利用して、本人の状態を熟知したヘルパーにより、病院等の職
員と意思疎通を図る上で必要なコミュニケーション支援を受けることが可能となっ
ている。


入院中における重度訪問介護の利用については、障害支援区分4や5の方にも対象
を拡大すべきとの意見や、重度の知的障害や行動障害を抱える利用者等は、コミュニ
ケーション自体が困難である場合が多く、加えて入院という環境の変化で症状が悪化
するおそれがあり、入院の際には利用者にとって普段から接している支援者による支
援を検討すべきとの意見がある。
また、入院中の重度訪問介護の利用について、関係機関の理解や必要性の判断が課
題となっている。

(2) 検討の方向性


入院中の利用者の状態像や支援ニーズ等に関するデータ等の収集を行い、入院中の
重度訪問介護の利用によるコミュニケーション支援等の必要性を判断する基準や指
標等を検討する必要がある。

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