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【資料4】風しんの追加的対策について(報告) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_54655.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第94回 3/26)《厚生労働省》
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R3.12.17、第46回厚生科学審議会予防接
種・ワクチン分科会予防接種基本方針部
会・第57回厚生科学審議会感染症部会
(合同開催)資料2-1 修正

風しんの現状と対策について
風しん対策の概要

○目標:CRS(先天性風しん症候群)の発生をなくすとともに、平成32年度(2020年度)までに風しんの排除(適切なサーベイランス
制度の下、土着株による感染が一年以上確認されないこと)を達成する。※「風しんに関する特定感染症予防指針」(平成30年1月1日適用)に規定
○定期予防接種の実施:定期接種率の目標をそれぞれ95%以上とする。(令和5年度:第1期94.9%、第2期92.0%)
○自治体に対する技術支援:風しん発生時の届出や、対応手順の手引き等を作成し、自治体に配布。
○麻しん・風しん対策推進会議の開催:施策の実施状況に関する評価、必要に応じた当該施策の見直し。
○抗体検査・予防接種の推奨:普及啓発、自治体に対する抗体検査補助事業を実施。
上記の取組に加え、令和元年度から下記の風しんの追加的対策を実施し、令和6年度で終了予定である。

風しんの追加的対策
過去に公的に予防接種を受ける機会がなかった特に抗体保有率が低い昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれ(令和6年度45歳か
ら62歳)の男性に対し、
①予防接種法に基づく定期接種の対象とし、令和元年度から令和6年度まで全国で原則無料で定期接種を実施。
(当初3年間の予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響から目標が達成できず令和3年度に3年間延長とした。)
②ワクチンの効率的な活用のため、まずは抗体検査を受けていただくこととし、補正予算等により、全国で原則無料で実施。
③事業所健診の機会に抗体検査を受けられるようにすることや、夜間・休日の抗体検査・予防接種の実施に向け、体制を整備。

世代ごとの抗体保有率

※年齢は2024年11月時点

※()内は抗体保有率




1回 個別接種
(88.4%)

2回 個別接種
(95.4%)

幼児期に
1回 個別接

(90.4%)

中学生の時に
1回 個別接種
(89.9%)




1回 個別接種
(89.7%)

2回 個別接種
(96.5%)

幼児期に
1回 個別接

(94.5%)

中学生の時に
1回 個別接種
(96.6%)

1歳

小学校入学

20歳

30歳

1990年4月2日生

40歳

1回も接種していない 1回も接種
していない
(92.6%)
(79.6%)

1979年4月2日生

中学生の時に
1回 集団接種
(96.7%)

50歳

【出典】国立感染症研究所「年齢/年齢群別の風疹抗体保有状況」2013-2017年をもとに算出(10歳以下のみ2017年のデータで計算)

1回も接種
していない
(92.2%)

1962年4月2日生

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