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資料3-2 喫煙・飲酒の選択肢設定について(田原構成員提出資料) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25397.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 健康増進に係る科学的な知見を踏まえた技術的事項に関するワーキング・グループ(第1回 4/26)《厚生労働省》
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ビンジ飲酒
機会的多量飲酒(ビンジ飲酒)は、週1回以上の1機会あたり60g以上のアルコール摂取と定義され
ている。
Osaki Y, et al., Alcohol Alcohol. 2016; 51:465-473. doi: 10.1093/alcalc/agw002.

FINRISK studyの男性5,092人(平均45.5歳)を対象とした解析において、1機会あたり6ドリン
ク(エタノール 72〜75g)以上の多量飲酒機会がある群では、無い群と比較して総死亡、虚血性心
疾患死亡リスクが週平均飲酒量(あり群:202.0g、無し群:57.9g)とは独立して有意に高い。
多量飲酒機会の相対リスク

総死亡

虚血性心疾患死亡

2.27(1.78-2.88)

2.26(1.41-3.63)

+週平均飲酒量

1.92(1.45-2.53)

2.14(1.25-3.67)

+喫煙

1.63(1.23-2.17)

1.78(1.03-3.07)

+教育歴

1.58(1.17-2.10)

1.77(1.01-3.08)

年齢調整

Laatikainen T, et al., J Epidemiol Community Health. 2003; 57:379-384. doi: 10.1136/jech.57.5.379.

2013年度の国民健康・栄養調査データの分析では、我が国におけるビンジ飲酒の頻度は男性12.0%、
女性2.2%であった。
Osaki Y, et al., Alcohol Alcohol. 2016; 51:465-473. doi: 10.1093/alcalc/agw002.
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