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資料3-2-② 鈴木先生提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第82回 4/27)《厚生労働省》
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3)。また、いずれの調査においても 60 代以上よりも 20 代の既感染者割合が高く、年齢が高くなるに従
って既感染者割合が低下していく傾向が見られた。ワクチン接種の有無により既感染者割合を検討する
と、1回以上のワクチンを接種した者においては、全体での検討と同様の既感染者割合であったのに対
し、ワクチン未接種者では、どの年代においてもワクチン接種者と比較して既感染者割合が高かった。ま
た、ワクチン未接種者においては、年代ごとに第 3 回調査から第 4 回調査にかけての既感染者割合の
変化の仕方が異なっており 30 代と 50 代、60 代以上においては、第 3 回調査から第 4 回調査にかけて
既感染者割合が高くなる傾向が見られるのに対して、20 代と 40 代においては、第 3 回調査から第 4 回
調査にかけて既感染者割合が高くなる傾向は見られなかった。
表 3. 抗 N 抗体陽性者における新型コロナウイルス感染症診断歴の有無
第3回調査(2021年12⽉)抗N抗体陽性

第4回調査(2022年2⽉)抗N抗体陽性

診断歴

n

%

95% CI

n

%

95% CI

あり

105

59

52-67

178

60

54-66

なし

72

41

33-48

118

40

34-46

全体

177

100

296

100

表 4. 新型コロナウイルス感染症診断歴のある者における抗 N 抗体陽性割合
第3回調査(2021年12⽉)診断歴あり

第4回調査(2022年2⽉)診断歴あり

抗N抗体

n

%

95% CI

n

%

95% CI

陽性

105

80

71-86

178

77

71-83

陰性

27

20

14-29

52

23

17-29

全体

132

100

230

100

表 5. 都府県別の既感染者割合
第3回調査(2021年12⽉)

第4回調査(2022年2⽉)

抗N抗体陽性 または 診断歴あり

抗N抗体陽性 または 診断歴あり

都府県
宮城県

⼈数

n

%

95% CI

⼈数

n

%

95% CI

1,700

25

1.5

1.0 ー 2.2

1,814

36

2.0

1.4 ー 2.8

東京都

2,036

64

3.1

2.4 ー 4.0

1,912

122

6.4

5.3 ー 7.6

愛知県

1,581

29

1.8

1.3 ー 2.7

1,521

56

3.7

2.8 ー 4.8

⼤阪府

1,455

60

4.1

3.2 ー 5.3

1,353

83

6.1

4.9 ー 7.6

福岡県

1,375

26

1.9

1.3 ー 2.8

1,549

51

3.3

2.5 ー 4.3

全体

8,147

204

2.50

2.2 ー 2.9

8,149

348

4.3

3.8 ー 4.7

表 6. ワクチン接種者、未接種者における既感染者割合既感染者割合
第3回調査(2021年12⽉)

第4回調査(2022年2⽉)

抗N抗体陽性 または 診断歴あり

抗N抗体陽性 または 診断歴あり

ワクチン接種

⼈数

n

%

95% CI

⼈数

n

%

なし

316

24

7.6

5.0-11

296

31

10

7.3-15

あり

7,830

180

2.3

2.0-2.7

7,851

317

4.0

3.6-4.5

全体

8,147

204

2.5

2.2-2.9

8,149

348

4.3

3.8-4.7

6

95% CI