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参考資料2-1 令和3年度厚生労働科学研究費補助金(政策科学総合研究事業臨床研究等ICT 基盤構築・人工知能実装研究事業)AI を活用した医療機器の開発・研究におけるデータ利用の実態把握と課題抽出に資する研究(21AC0701)研究班における検討結果(概要) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26018.html
出典情報 厚生科学審議会 再生医療等評価部会 遺伝子治療等臨床研究における個人情報の取扱いの在り方に関する専門委員会(第7回 6/2)《厚生労働省》
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個人情報のままでのデータ利活用の困難さ、解消に向けた方策の必要性

3

AI医療機器の開発

企業

AI医療機器のための学習データやバリデーションデータ、またテストデータのために、
膨大な医療画像や患者データ等が必要

医療機関

【個人情報のまま】



企業が当該医療情報を取得して研究開発目的で利用するためには、当初の
利用目的からの変更および第三者提供に関し、患者個人からの同意の取得
が必要
しかし、過去にさかのぼって膨大な数の患者に対して同意を取得すること
(いわゆるオプトイン同意)は現実的には困難
2022.4
AI医療機器の開発加速化のためには

新設

個人情報保護法で規定される『匿名加工情報』や『仮名加工情報』を
円滑に利活用する方策が必要
データ利活用

個人情報保護法

被験者保護と研究の適正な推進

品質、安全性及び有効性

生命・医学系指針

医薬品医療機器等法

(人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針)

• 個人情報保護法に主眼をおきつつ、生命・医学系指針の関係、また医薬品医療機器等法の関係に着目し、それら
の課題を俯瞰的に抽出する
• 現行制度下において可能な方策と今後解消すべき課題を明確化し、今後より一層利活用を進めるための環境整備を行う