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【資料1】前回頂いた主なご意見 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26217.html
出典情報 救急・災害医療提供体制等に関する ワーキンググループ(第5回 6/15)《厚生労働省》
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1.救急医療機関の役割


地域包括ケア病床などを持っているようなところは救急をやることが義務づけられており、亜急性期をみるような
救急という概念も今後は必要ではないか。



在宅医療の主治医がいて訪問診療を定期的に受けている患者は相談相手がいるが、介護施設では、何かあったら救
急車を呼ぶように、連携している医師が指示しているところも少なくない。元の状態にならないと介護施設に戻れな
いとすると、急性期医療機関と介護施設の間で患者さんが宙に浮いてしまうことも多く、そこの連携を考えることが
地域包括ケアの中でも重要ではないか。




在宅看取りについては、今後に向けて更なる体制の整備を目指していくべきではないか。

救急外来を受診し、入院せずに帰宅する患者、特に高齢者等に対しての体制構築が必要ではないか。3日以内の再
受診患者の37%は再受診の予防が可能という報告もあり、帰宅後の症状悪化や病気を抱えて生活することへの不安か
ら再度救急搬送を要請する患者も少なくないという報告もある。帰宅する高齢者に対して看護師が療養指導等を行い、
さらに必要な患者については社会的リソースにつなぐ体制を構築していくことが、生活上または社会的な問題を解決
し、地域における療養生活の継続を支援し、ひいては度重なる救急搬送を防ぐことにもつながるのではないか。

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