よむ、つかう、まなぶ。
別紙3 (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000203222_00018.html |
出典情報 | 患者申出療養評価会議(第32回 6/23)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
中間解析結果の要約
2016年10月から2017年6月までに19施設より111例が登録され、109例に試験治療が実施された。
全治療例の患者背景は、年齢 34~83歳(中央値 62歳)、ECOG PS0 63例、PS1 40例、PS2 6例、
腹膜播種陽性 96例、腹膜播種陰性・腹腔洗浄細胞診陽性 13例、前治療なし 23例、前治療あり 86
例であった。試験開始5年後の2021年10月14日をデータカットオフ日として、中間解析を実施した。
中央値14コース(範囲 1~83コース)の治療が実施され、4例は治療継続中であった。
主な有害事象 (Grade 3以上) は、白血球減少 (17%)、好中球数減少 (30%)、貧血 (8%)、発熱
性好中球減少症 (10%)、下痢 (4%)、食欲不振 (3%) であった。腹腔ポート関連合併症としては、
ポート感染、カテーテル閉塞等の13件の既知の合併症を認めた。重篤な有害事象が37件報告された
が、全て既知の有害事象であり、治療関連死亡はなかった。
全生存期間中央値は19.6か月(95% CI 16.3~23.8か月)であり、腹膜播種陽性例では18.7か月
(95% CI 15.8~23.2か月)、腹膜播種陰性・腹腔洗浄細胞診陽性例では37.0か月(95% CI 12.8か
月~未達)であった。腹腔洗浄細胞診陰性化割合は70% (95% CI 59%~80%)、標的病変を有する
8例における奏効割合は25% (95% CI 3%~65%) であった。
患者の登録状況(2016 年 10 月~2017 年 6 月)
仮登録例 116例
原病悪化 5例
本登録例 111例
原病悪化 2例
全治療例 109例(安全性解析対象集団)
不適格例 0例
全適格例 109例(有効性解析対象集団)
患者背景
(N = 109)
年齢
中央値(範囲)
62 歳(34~83 歳)
性別
男 / 女
39 / 70
P0
腹膜播種なし
ECOG PS
0/1/2
63 / 40 / 6
P1
胃の近接腹膜に播種
前化学療法
なし / あり
23 / 86
P2
遠隔腹膜に少数の播種
腹腔内化学療法歴
なし / あり
70 / 39
P3
遠隔腹膜に多数の播種
腹膜播種の程度
P0 / P1 / P2 / P3
13 / 16 / 22 / 58
CY0
腹腔洗浄細胞診 陰性
腹腔洗浄細胞診
CY0 / CY1
35 / 74
CY1
腹腔洗浄細胞診 陽性
試験治療の投与状況
実施コース数:中央値 14 コース(範囲 1~83 コース)
実施状況:治療継続中 4 例、治療中止 105 例
中止理由:腫瘍増悪 92 例、有害事象 2 例(末梢性感覚ニューロパチー 1 例、腹腔ポート感染
1 例)
、患者希望 6 例、手術 4 例、担当医判断 1 例
7
7
2016年10月から2017年6月までに19施設より111例が登録され、109例に試験治療が実施された。
全治療例の患者背景は、年齢 34~83歳(中央値 62歳)、ECOG PS0 63例、PS1 40例、PS2 6例、
腹膜播種陽性 96例、腹膜播種陰性・腹腔洗浄細胞診陽性 13例、前治療なし 23例、前治療あり 86
例であった。試験開始5年後の2021年10月14日をデータカットオフ日として、中間解析を実施した。
中央値14コース(範囲 1~83コース)の治療が実施され、4例は治療継続中であった。
主な有害事象 (Grade 3以上) は、白血球減少 (17%)、好中球数減少 (30%)、貧血 (8%)、発熱
性好中球減少症 (10%)、下痢 (4%)、食欲不振 (3%) であった。腹腔ポート関連合併症としては、
ポート感染、カテーテル閉塞等の13件の既知の合併症を認めた。重篤な有害事象が37件報告された
が、全て既知の有害事象であり、治療関連死亡はなかった。
全生存期間中央値は19.6か月(95% CI 16.3~23.8か月)であり、腹膜播種陽性例では18.7か月
(95% CI 15.8~23.2か月)、腹膜播種陰性・腹腔洗浄細胞診陽性例では37.0か月(95% CI 12.8か
月~未達)であった。腹腔洗浄細胞診陰性化割合は70% (95% CI 59%~80%)、標的病変を有する
8例における奏効割合は25% (95% CI 3%~65%) であった。
患者の登録状況(2016 年 10 月~2017 年 6 月)
仮登録例 116例
原病悪化 5例
本登録例 111例
原病悪化 2例
全治療例 109例(安全性解析対象集団)
不適格例 0例
全適格例 109例(有効性解析対象集団)
患者背景
(N = 109)
年齢
中央値(範囲)
62 歳(34~83 歳)
性別
男 / 女
39 / 70
P0
腹膜播種なし
ECOG PS
0/1/2
63 / 40 / 6
P1
胃の近接腹膜に播種
前化学療法
なし / あり
23 / 86
P2
遠隔腹膜に少数の播種
腹腔内化学療法歴
なし / あり
70 / 39
P3
遠隔腹膜に多数の播種
腹膜播種の程度
P0 / P1 / P2 / P3
13 / 16 / 22 / 58
CY0
腹腔洗浄細胞診 陰性
腹腔洗浄細胞診
CY0 / CY1
35 / 74
CY1
腹腔洗浄細胞診 陽性
試験治療の投与状況
実施コース数:中央値 14 コース(範囲 1~83 コース)
実施状況:治療継続中 4 例、治療中止 105 例
中止理由:腫瘍増悪 92 例、有害事象 2 例(末梢性感覚ニューロパチー 1 例、腹腔ポート感染
1 例)
、患者希望 6 例、手術 4 例、担当医判断 1 例
7
7