よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


4.医師の働き方改革を進めるための タスク・シフティングに関するヒアリング 公益社団法人 日本助産師会 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05804.html
出典情報 医師の働き方改革を進めるための タスク・シフティングに関するヒアリング(第3回 7/26)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

4.タスクシフト推進に関する課題について
業務内容



ローリスク妊産婦の
健診業務

2 妊産婦の保健指導業務

課題
現行法のもと助産師が実施可能な行為であるが、タスクシ
フトが進んでいない理由には、1)医師の理解と、2)助
産師の質と、数の確保が課題となっている(日本看護協会
2019)。
1)医師の理解
対象妊産婦のリスク診断については前述のように慎重に実
施し、助産師の管理範囲を明確にして業務を実施する。
下記のように助産師の質確保を図りながら、実績を積み重
ね、医師の信頼を得ていく。
2)助産師の質と数の確保
業務が実施できる一定の能力を持った助産師の数が課題に
なっている。養成課程での教育の質の充実に加え、卒後教
育の強化をはかる。本会の調査(日本助産師会2017)では、
妊娠期と産後一か月以降の健診や保健指導ついて経験値が
少ない助産師が多いのが現状であった。
既存の教育プログラムを活用しながら、経過診断や保健指
導に関する卒後教育を充実させる。また、アドバンス助産
師認定制度を活用し、担当助産師の質・数の確保を図る。

日本看護協会(2019)院内助産・助産師外来の開設による効果に関する調査
(H30年度厚生労働省看護職員確保対策特別事業)
日本助産師会(2017)公益社団法人日本助産師会会員調査

7