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【資料No.5-1】四柳参考人提出資料 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26901.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第3回 7/20)、医薬品第二部会(令和4年度第6回 7/20)(合同開催)《厚生労働省》
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Long COVID発症リスクに関する知見(ウイルス・3週後症状)
• 63例のCOVID-19患者から採取した血清サンプル中のSARS-CoV-2抗原とサイトカインを解析

スパイクタンパク抗原検出

(Long COVID患者 37例、その他 26例)
• Long COVID患者の60%でスパイクタンパク抗原を検出(ウイルス残存)
• 組織中で持続して産生され、血中に出されるスパイクタンパク抗原が、遷延例のバイオマーカー
になる可能性がある1)

PASC:
post-acute sequelae of
COVID-19

• 抗ウイルス薬remdesivir投与患者でLong COVIDの発症が35%低減した2)

• ACTIV-2試験(軽度から中等度の外来成人COVID-19患者対象)でbamlanivimab投与543名の被験者について、Day 22~28に症状を有
した被験者のほうが、24週間後においても症状を有する確率が有意に高かった [51% (164/320) vs. 27% (76/285); p<0.0001]3)
• モバイルアプリを用いた前向き調査(COVID-19陽性患者4,182人、UKなど)で3~4週目の症状がLONG COVIDにつながると報告されて
いる4)

• ウイルスの体内からの排除が遅れることがLong COVIDと関連する可能性がある
• S-217622のグローバル試験において、抗ウイルス薬投与がLong COVIDの軽減や予防に及ぼす
影響について評価を行う予定である

18

1)
2)
3)
4)

Persistent circulating SARS-CoV-2 spike is associated with post-acute COVID-19 sequelae | medRxiv
Risk factors and incidence of long-COVID syndrome in hospitalized patients: does remdesivir have a protective effect?
POST-ACUTE SEQUELAE ACTIV-2
Attributes and predictors of long COVID

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