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参考資料2 専門家有志による提言 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第93回 8/3)《厚生労働省》
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濃厚接触者がやむを得ず外出・活動をせざるをえない場合に、
7日間遵守するべき4つの基本行動


7月22日に国は社会経済活動を維持するために濃厚接触者の待機期間を以前より短くする決定をした。この決定に
より、感染拡大リスクは高まる可能性が高いが、そのことが十分に市民に伝わらなかった。(発病前の検査では多くは陰
性となる*、ばく露後3日以内に発症するのは半分**)




国の方針では2・3日目の検査で陰性確認後に自宅待機が解除される選択肢が示されたが、7日間はより一層行動の
注意が求められる
保健所からの認定や要請がなくても個人や事業者による主体的かつ注意深い行動が期待される

外出・活動をせざるをえない場合に7日間遵守する4つの基本行動(全てを実行する)
 (1) 就業・就労時には、可能な限り抗原検査キット*1を活用して陰性確認する

 (2)感染を広げやすい行動*2を避ける

 (3)発症(軽度の症状でも)したら必ず外出・活動を控える

 (4)人と接触する場面では必ず不織布マスクを装着する

*1
実際に流通に深刻な支障をきたしているので、国は早急に確保しなければならない

*2

注意

普段合わない人との接触、会食、マスクなしでの歌、大きな声を出す・大きな息を吐く活動、コンタクトスポーツ等
• 濃厚接触者は一般の人より感染している可能性が高く、発病後と同様に発病前から感染させることが多いため、濃厚接触者が発症前
から感染予防行動を取ることが重要
• 免疫機能が低下している者との接触に関しては注意を要し、医療機関や施設内で、部署や時期によって運用を変える検討が必要

*川崎市健康安全研究所三崎貴子ら. SARS-CoV-2 B.1.1.529系統(オミクロン株)による院内クラスター対策と事例解析における発症日とCt値および抗原定量値との関連 ―山口県―.
IASR. 43:1139-141. 2002
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/11117-508p01.html
**国立感染症研究所. SARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)の発症間隔の推定:暫定報告. 2022.1.31https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/10952-b11529-si.html

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